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カンヌ映画祭パルムドール受賞『PARASITE』日本公開決定 ─ 若き巨匠ポン・ジュノ最新作、韓国映画史上初の快挙

PARASITE(英題)
ⓒ 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

第72回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞した、ポン・ジュノ監督の最新作『PARASITE(英題)』が日本公開されることがわかった(配給:ビターズ・エンド)。韓国映画のパルムドール受賞は史上初めてとなり、選出は審査員満場一致だったとのこと。まさしくワールドクラスの一本が新たに誕生した。

『PARASITE』の監督を務めたのは、『殺人の追憶』(2003)『母なる証明』(2006)『グエムル -漢江の怪物-』(2009)など傑作を放ってきた若き巨匠ポン・ジュノ。『スノーピアサー』(2013)『オクジャ/okja』(2017)を経て10年ぶりの韓国映画を完成させた。


PARASITE(英題)
ⓒ 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

物語は、全員が失業中である一家の長男が、家族の期待を一身に背負い、IT企業を経営する裕福な一家のもとで家庭教師の面接を受けるところから始まる。相反する家族同士の出会いは、誰も観たことのない、想像を超える悲喜劇へと加速していく……。

主演は『殺人の追憶』『グエムル -漢江の怪物-』『スノーピアサー』に続いて監督と4度目のタッグとなるソン・ガンホ。共演には『最後まで行く』(2014)イ・ソンギュン、『後宮の秘密』(2012)チョ・ヨジョン、『オクジャ/okja』『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016)チェ・ウシクらが揃った。

PARASITE(英題)
ⓒ 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

カンヌ映画祭で大絶賛

2019年5月21日(現地時間)の公式上映では、上映中に何度も拍手や歓声が起こる熱狂的な盛り上がりをみせた。上映後には約10分間のスタンディングオベーションが巻き起こっている。その後、各メディアの批評家による採点「星取表」では、4点満点中3.5点という高得点を記録。数々の話題作を抑えて最後まで首位をキープした。

各紙では「今年の映画祭で最高の1本」(英BBC)、「一度見たら忘れられない社会風刺。今年のカンヌのベスト映画。監督の才能は恐ろしいほどに素晴らしい」(米ASSOCIATED PRESS)、「監督の最高傑作。怒りに満ち、最高に面白く、痛々しく、苦く甘い資本主義における共存について描いている」(米IndieWire)との絶賛評があふれている。

PARASITE(英題)
ⓒ 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

記者会見で監督の手腕を高く評価した審査員長のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、そしてポン・ジュノ監督本人は以下のコメントを寄せている。

アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ審査委員長 コメント

この映画で、私たちは予想のつかない展開を体験しました。『PARASITE(英題)』は、ユーモラスで優しく、何かを決めつけることなく現実の問題に直結していました。ローカルな映画でありながら、非常に国際的であり、“映画とは何か”という本質の理解によって、素晴らしく効果的に生み出されていました。私たちは観た瞬間からこの映画に魅了され、観た後も自分たちの中でどんどんと育っていきました。これが、私たちが満場一致でこの映画を選んだ理由です。

ポン・ジュノ監督 コメント

まさかパルムドールをもらえるなんて思ってもみませんでした。本当に光栄です。私はフランス映画から多くの影響を受けて来ました。特に2人の監督、アンリー=ジョルジュ・クルゾーとクロード・シャブロルに感謝したいと思います。この作品はとても特別な冒険でした。全てのアーティストに感謝したいと思います。何よりも、この作品は素晴らしい俳優がいなかったら賞をいただけなかったと思います。彼らに感謝します。私は映画が本当に好きで、12歳の頃から映画狂の青年でした。そしてまさか監督になるなんて…!本当に何にせよ、今夜この手で、私にとって大きな賞を頂けるなんて思っていませんでした。本当にありがとうございました!

映画『PARASITE(英題)』はビターズ・エンド配給にて日本公開予定。詳細は続報を待とう。

Writer

THE RIVER編集部
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