『ターミネーター2』脚本家ウィリアム・ウィッシャーが死去、71歳 ─ シュワちゃんT-800を味方に変えた立役者

『ターミネーター』(1984)や『ターミネーター2』(1991)で知られる米脚本家・プロデューサーのウィリアム・H・ウィッシャー・Jr.が死去した。71歳だった。米Deadlineが報じている。
ウィッシャーの家族によると、現地時間2026年7月14日、自宅で穏やかに息を引き取ったという。死因は明らかにされていない。
家族は、「ウィリアムは、物語には世代を超えて人々を結びつける力があると信じていました」と声明。「世界では、彼が生み出すことに携わった忘れがたい映画の数々が称えられていますが、私たちは彼の優しさ、ユーモア、素晴らしい想像力、そして家族や友人に惜しみなく注いだ愛情を記憶し続けます。この困難な時期に寄せられた、たくさんの愛と支援に感謝しています」と追悼した。
ウィッシャーはジェームズ・キャメロン監督と子どものころから親交を深めてきた旧友。若き日の2人はお気に入りのSF作品について頻繁に語り合い、後にキャメロンが『ターミネーター』の構想を練る際、ウィッシャーも企画開発に加わった。サラ・コナーを描く序盤や警察署を舞台とする場面などを脚本に起こし、作品では追加台詞を担当している。
続編『ターミネーター2』では、キャメロンと正式に共同脚本を担当。前作で恐るべき殺人マシンだったアーノルド・シュワルツェネッガー演じるT-800を、少年ジョン・コナーを守る味方へと転換する大胆なアイデアを形にした。2人は約6週間半という短期間で脚本を書き上げたという。
脚本家としてだけでなく、ウィッシャーはキャメロン作品に俳優としても登場。『ターミネーター』ではT-800に襲われてパトカーを奪われる警察官、『ターミネーター2』では、ショッピングモールの店舗に突っ込んだT-800を写真に収める男性役でカメオ出演した。『アビス』(1989)のスペシャル・エディション版にも、テレビリポーター役で出演している。
そのほかの脚本作品には、シルベスター・スタローン主演『ジャッジ・ドレッド』(1995)、アントニオ・バンデラス主演『13ウォーリアーズ』(1999)、『エクソシスト ビギニング』(2004)、『ドミニオン』(2005)、ピアース・ブロスナン主演『サイバー・リベンジャー』(2016)などがある。『ダイ・ハード4.0』(2007)では製作総指揮を務めた。
ご冥福をお祈りします。
Source:Deadline,The Wrap,Under The Radar




























