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『スパイダーマン:BND』全米歴代1位達成 ─ 抜かれた『スター・ウォーズ』側も祝福「君はフォースが強い!」

スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ
(C)& TM 2026 MARVEL

スパイダーマンが歴史を変えた!トム・ホランド主演、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』が、ついに北米興行収入の歴代1位に立った。公開47日で累計9億3,677万ドルに到達し、これまで首位にあった2015年公開『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の9億3,666万ドルを上回った。米Varietyが伝えている。

『フォースの覚醒』は10年以上にわたって北米興収の頂点を守ってきた。『ブランド・ニュー・デイ』は9月7日時点で、その記録まで約1,370万ドル差と目前まで迫っていたが、そこから1週間あまりで逆転。公開初週末にも3億6,000万ドルを稼ぎ、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)を抜く北米史上最大のオープニング記録を樹立していた。

これを受け、記録を破られたたルーカスフィルムも祝福。「君はフォースが強い!」と『スター・ウォーズ』らしいフレーズを添え、デスティン・ダニエル・クレットン監督、ホランド、ソニー・ピクチャーズ、マーベル・スタジオ、そして本作のチーム全員に向けて、北米興収の新記録樹立と『フォースの覚醒』からの王座継承を祝った。

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この“王者から新王者へ”の祝福は、『ブランド・ニュー・デイ』にとって2度目だ。公開初週末に『エンドゲーム』の記録を抜いた際にも、アンソニー&ジョー・ルッソ監督が「ガントレットは受け継がれた」と祝福していた。スパイダーマンはひと夏のうちに、『エンドゲーム』の初動記録と『フォースの覚醒』の累計記録という2つの“王座”を受け取ったことになる。

ソニー・ピクチャーズ側も歴史的記録を噛みしめている。米Deadlineによると、同社モーション・ピクチャー・グループ会長兼CEOのトム・ロスマンは社員向けにメッセージを送り、「節目というものがある。そして、歴史を作る瞬間というものがある」と記した。

ロスマンは、北米のどこかで購入された1枚のチケットによって本作が米国史上最大の興収を記録する映画になったとして、SPE全体にとって「記念碑的な偉業」だと称賛。クレットン監督、プロデューサーのエイミー・パスカルとケヴィン・ファイギ、長年のパートナーであるホランドをはじめとする製作陣・キャストに感謝を伝えたほか、SPE会長兼CEOラヴィ・アフジャや、親会社であるソニーグループについても「東京の皆さん」として継続的な支援への謝意を示した。最後には社員にこの瞬間を味わうよう促し、「史上1位。最高にクールだ」と喜びを表している。

ロスマンは記録更新の約1週間前にも、本作の24億ドル規模の世界的大ヒットについて、単なるスーパーヒーロー映画ではなく「“スーパー・パーソン”の映画」であり、孤独や友情を描く人間的な物語こそが成功の核心だと分析していた。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)のマルチバース級サプライズをさらに巨大化するのではなく、ピーター・パーカーの感情と人間関係へ踏み込んだ第4作が、結果として北米映画史上最大の累計興収を記録した。

『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の世界累計興収は約24億5,000万ドル。『アバター』(2009)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』に次ぐ歴代3位につけている。映画は全国の映画館で公開中。

Source:Variety, Deadline, Lucasfilm

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者、運営代表。執筆・編集から企画制作・取材・出演まで。数多くのハリウッドスターに直接インタビューを行なっています。お問い合わせは nakataniアットriverch.jp まで。

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