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未熟なマイルズをピーター・パーカーが導く?『スパイダーマン:スパイダーバース』パリ・ロンドンコミコンからレポート到着

スパイダーマン:スパイダーバース
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スパイダーマンの最新アニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』が、2018年10月27日〜28日にパリおよびロンドンで開催のコミコンでプレゼンテーションを披露。監督のボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマンの3名が登壇し、新映像を上映した。各国から集まったスパイダーマンファンたちから歓喜で迎えられたという。現地からレポートが到着した。

スパイダーマン:スパイダーバース

主人公マイルズ・モラレスは「ヒーローとしては珍しい存在」

『スパイダーマン:スパイダーバース』の主人公となるのは、ニューヨーク・ブルックリンに住む少年、マイルス・モラレス。時空がゆがめられたことにより、様々な次元のスパイダーマンが一同に会する世界でピーター・パーカーが師となり、マイルスが一人前のヒーロー=スパイダーマンになれるよう導いていく。

スパイダーマン:スパイダーバース

監督のボブ・ペルシケッティは主人公の少年マイルス・モラレスについて、「彼は(ピーター・パーカーとは)全く違った存在で、両親もいるし、叔父もいる。これまでのスパイダーマンとは違い、家族にサポートされているんです。ヒーローとしては珍しい存在ですね」と説明する。「でも最終的には、ピーター・パーカーが過去にしてきたような経験を、彼も辿っていくことになるのです。」

また、同じく監督のピーター・ラムジーは「マイルスはまだ幼く、人と違う個性に悩んでいる普通の少年なんです」と語る。蜘蛛に噛まれてスパイダーマンの力を得たことにより、彼はより大きな世界へと連れ出され、たった一人闘うことで一歩前に踏み出していく。そこで「世界には自分と同じような能力のある人たちがいることを知り、彼らとの絆を深めていくんです。」

作品の中ではマイルスとピーター・パーカーの関係性が重要なものとして描かれる。「マイルスの世界にピーターが存在し、“恐れや不安に打ち勝つ”というスパイダーマンのスピリットをピーターから受け継ぐんです」と、ボブ・ペルシケッティはファンに本作の見どころを語った。

『スパイダーバース』グラフィティ・アート

スパイダーマン:スパイダーバース

さらに本作品のコミコンでのプレゼンテーションに加えて、ロンドンではグラフィティ・トンネル・イベントも開催。実際にロンドンの街中にあるトンネルの壁を使い、グラフィティ・キングスと呼ばれるアーティスト集団によって、映画をテーマにしたグラフィティ・アートを展開。そこへ3名の監督と、マイルス・モラレスの声優を担当するシャメイク・ムーアも駆け付け、ファンや取材陣たちとの交流を楽しんだ。

映画『スパイダーマン:スパイダーバース』は2019年日本公開。革新的なヴィジュアルのアニメーションとともに、フレッシュなスパイダーマン・ユニバースが誕生する。

『スパイダーマン:スパイダーバース』公式サイト:http://www.spider-verse.jp/site/

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THE RIVER編集部THE RIVER

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