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DCドラマ「フラッシュ」シーズン9製作へ、シリーズ完結の可能性も ─ 主演グラント・ガスティンが契約更新

「THE FLASH/フラッシュ」シーズン5
THE FLASH and all pre-existing characters and elements TM and © DC Comics. The Flash series and all related new characters and elements TM and © Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

“アローバース”の人気DCドラマ「THE FLASH/フラッシュ」のシーズン9が製作される方針であることがわかった。米Deadlineが報じている。

「THE FLASH/フラッシュ」は2014年に米CW局にて放送が開始された、“光速のヒーロー”フラッシュ/バリー・アレンを主人公とする単独シリーズ。2021年11月にはシーズン8の幕開けとしてクロスオーバー・エピソード『アルマゲドン(Armageddon)』が5話放送され、2022年3月からはシーズン8の本編がいよいよ始動する。

報道によれば、このたび主演のグラント・ガスティンがCW局との契約を更新。シーズン9の15話に出演する、1話あたり20万ドル以上の報酬を受け取るという条件で合意し、現在は契約締結の最終段階だと伝えられている。交渉の中では複数年の契約も検討されたものの、ひとまず1年かぎりの契約に落ち着いたということだ。

アローバース作品としては、「ARROW/アロー」(2012-2020)の主演俳優スティーブン・アメルがシリーズからの“卒業”を決意したことから、同作はシーズン8をもって終了を迎えていた。ファンの間では「THE FLASH/フラッシュ」も同様の道筋をたどるのではないかと懸念されたが、ガスティンが契約を更新したことで、現時点で本作は“アローバース史上最長”のシリーズとなる。ただし今回の報道では、シーズン9が最終シーズンとなることもありうると伝えられている。

なお2022年1月には、米WarnerMediaとViacomCBSが傘下企業であるCW局の売却を検討しているとも報じられた。これが事実であり、現実的に進行する場合、シーズン9は新体制下での放送・配信となることも考えられる。

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Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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