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「グッド・ドクター」スピンオフ、主演に「デスパレートな妻たち」フェリシティ・ハフマンらが決定

Walt Disney Television

人気ドラマ「グッド・ドクター 名医の条件」(2017-)のスピンオフ企画「The Good Lawyer(原題)」の主演として、「デスパレートな妻たち」(2004-2012)のフェリシティ・ハフマン&「ナンシー・ドリュー」(2019-)のケネディ・マクマンがキャスティングされたことがわかった。初回はバックドア・パイロット(オリジナル作品内で制作されるパイロット版)として放送される予定だ。米Varietyなどが伝えている。

「グッド・ドクター 名医の条件」は、「ベイツ・モーテル」(2013-2017)のフレディ・ハイモアが自閉症でサヴァン症候群の外科研修医を演じるヒューマン医療ドラマ。スピンオフ「The Good Lawyer」は、法律事務所を舞台としたリーガルドラマになりそうだ。

パイロット版は、2022年3月6日(現地時間)に米ABCで放送予定の「グッド・ドクター」シーズン6内でお披露目となる。公式のあらすじには、「ショーン・マーフィー医師(フレディ・ハイモア)は裁判に勝つための弁護士を求め、強迫性障害を持つ有望な若手弁護士(ケネディ・マックマン)に信頼を寄せる」とつづられている。

マックマンが演じるのは、強迫性障害(OCD)を抱える弁護士ジョニ・デグルート役。キャラクター説明は、次の通りだ。「優秀で面白く、自意識の高い弁護士で、ショーンの事件を担当した時は、一流の法律事務所に比較的新しく入ったばかりだった。OCDを抱えるジョニは、特別扱いをされることを決して望んでいない。その症状は彼女の私生活と仕事に大きな打撃を与えるが、細部にまで注意を払うことで、異なるレンズを通して事件を見ることができるようになる」。

ハフマンは、ジャネット・スチュワート役で出演。次のように説明されている。「激しい知性と辛口のウィットを持ち、法律事務所のパートナーとして高く評価されている弁護士。ジャネットは長年にわたりアーロン・グラスマン(リチャード・シフ)の弁護を務めてきたベテランで、彼も自分の愛する弟子の弁護を彼女に依頼する。しかし、ショーンがジョニに弁護してほしいと言い出したため、ジャネットはジョニに案件を担当させることになる」。

マックマンは、ドラマ「ナンシー・ドリュー」の主演としてお馴染みの女優だ。ジョニ役同様、彼女自身も子供時代に強迫性障害を発症し、9歳の時に始めた演技がセラピーになったと明かしていたこともある。

「デスパレートな妻たち」のリネット役として知られるハフマンは、同役でエミー賞に2回、ゴールデングローブ賞に3回ノミネートされ、2005年にはエミー賞コメディ部門主演女優賞を受賞。映画『トランスアメリカ』(2005)ではオスカー候補にもなった。そのほか「アメリカン・クライム」(2015-2017)や「ボクらを見る目」(2019)など数々の人気ドラマで活躍していたが、2019年に裏口入学スキャンダルに関与して11日間服役。しばらくの間、業界から遠ざかっていた。もし「The Good Lawyer」が正式にシリーズ化されれば、ハフマンにとって服役以来初の主演ドラマとなる。

「The Good Lawyer」のバックドア・パイロットは、2022年3月6日(現地時間)「グッド・ドクター」シーズン6内で米放送予定だ。

Source:Variety

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。