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ドラマ「三体」、オバマ元大統領にカメオ依頼するも斜め上の理由で断られる

Netflixシリーズ「三体」は3月21日(木)世界独占配信 | NASA HQ PHOTO

中国のSF作家・劉慈欣のベストセラー小説を基にした、Netflixの新シリーズ 「三体」でショーランナーを務めるデヴィッド・ベニオフとD・B・ワイス。原作の大ファンであるバラク・オバマ元米国大統領にカメオ出演を依頼したが、想像の斜め上を行く理由で断られていたようだ。

本作は、敵対的な異星人の侵略に直面した人類の行動を描く壮大な SF 叙事詩。物語の始まりは1960年代。愛する父を無惨に殺され、人類に絶望した中国のエリート科学者・葉文潔が宇宙に向けて秘密裏に発信した電波がとある惑星の異星人に届き、数十年後、地球を揺るがす大災厄へと繋がることになる。

元々オバマ氏は小説『三体』の大ファンであることを公言しており、その影響で米国での同作への関心が一気に高まったといわれている。日本語版の帯にも「絶賛の声」を送った著名人の1人として、オバマ氏の名前が記されている。

そんなオバマ氏にぜひ出演してほしい、と考えたベニオフ&ワイス。共同ショーランナーのアクサンダー・ウーと共に出演を依頼したが、オバマ氏らしいユーモア溢れる理由で断られたという。米USA TODAYにこう語っている。

「カメオ出演を依頼した時、彼はすごく面白いメモを書いてくれました。“もし本当に異星人の侵略が起きるとしたら、私はその危機に供えて力を温存しておくべきだと思う”という内容でした。」

ちなみにベニオフ&ワイスも原作のファンであり、物語の複雑さに圧倒されたとのこと。「これまで読んだことのない、またスクリーンで描こうと考えたことのないような」作品だと語っている。

惜しくもオバマ氏のカメオ出演は叶わなかったが、本作には『ドクター・ストレンジ』シリー ズのベネディクト・ウォン、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』のエイザ・ゴンザレス、「ゲーム・オブ・スローンズ」のリーアム・カニンガム&ジョン・ブラッドリーといった国際色豊かな俳優陣が集結する。

Netflixシリーズ「三体」は2024年3月21日(木)世界独占配信。

Source:USA TODAY

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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