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ドキュメンタリー『アルピニスト』7月公開、『フリーソロ』以来の規模と迫力で描く ─ 知られざる天才クライマーを目撃せよ

アルピニスト
© 2021 Red Bull Media House. All Rights Reserved.

米アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を獲得した映画『フリーソロ』(2018)以来の壮大なスケールと迫力に満ちた驚くべきアルピニストのドキュメンタリー映画『アルピニスト』が、2022年7月8日(金)より日本公開されることが決定した。

『フリーソロ』の主演アレックス・オノルドが「彼はクレイジーだ!」と語るなど、世界的アルピニストのレジェンドたちからも一目置かれている命知らずの若き天才がいた。彼の名はマーク・アンドレ・ルクレール。世界でも有数の岩壁や氷壁、数々の断崖絶壁を、命綱もつけず、たった独りで登る無謀なフリーソロという登山スタイルを貫いたマークは、SNS社会に背を向けながらも、不可能とされていた数々の世界の山脈の難所に挑み、次々と新たな記録を打ち立てていく。しかし、そんな偉業を成し遂げながらも、名声を求めない彼の性格から世間的な知名度はほぼ皆無だ。

本作は、思わず目もくらむような崩れ落ちそうな岩と氷の断崖絶壁をものともせず、命綱をつけずにたった独りで頂点を目指すアルピニストの姿が収められている。普段、なかなか見ることのできないような雄大な自然を背景に、体力と精神力の極限に挑むマーク。そんな彼の驚くべきフリーソロというクライミング・スタイルに、思わず手に汗握るだろう。

監督を担当したのは、これまで数多くの登山にまつわるドキュメンタリー映画を製作してきたピーター・モーティマーとニック・ローゼン。彼ら自身、登山経験が豊富で、クライミングの魅力や危険性を熟知しているからこそ、クライムシーンの映像の素晴らしさはほかの追随を許さない。また、マークの息遣いまでもが伝わってくるような臨場感あふれる映像は、「クライマーに可能な限り近づき、その心の内まで映像化する」を信条とするモーティマー監督ならではだと言える。

公開決定にあわせて、目もくらむような断崖絶壁を登るマークの姿を、頭上から捉えたポスタービジュアルも公開されている。命綱なし、両腕のみで岩壁をしっかりとつかんだマークがたった独りで行う命がけのクライミングは、緊張感マックスのスリルがある。そんな無謀なチャレンジを続けるマークがクライミングを続ける理由は「単に楽しみたいので」。彼の天才ゆえの無邪気さ、クライミングを愛する純粋さなども、このポスタービジュアルからうかがい知れる。

アルピニスト
© 2021 Red Bull Media House. All Rights Reserved.

『アルピニスト』は、2022年7月8日(金)TOHOシネマズ シャンテ他全国公開。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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