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「ビッグ・リトル・ライズ」シーズン3はナシ?「残念だけど、もう終わり」とキャストが吐露

ビッグ・リトル・ライズ2
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リース・ウィザースプーン、ニコール・キッドマンら豪華キャストで贈るエミー賞受賞ドラマ「ビッグ・リトル・ライズ」(2017-2019)。シーズン2のリリースから3年が経った今、ボニー役のゾーイ・クラヴィッツがシリーズ継続の可能性について率直に語っている。

GQの企画で、ファンから「『ビッグ・リトル・ライズ』はいつ再開する?」という質問を受けたクラヴィッツ。シーズン3を望むファンに共感を示しつつも、シーズン1で監督を務めたジャン=マルク・ヴァレが2021年12月に亡くなったことから、「(再開は)ないと思う」と回答した。

「シーズン3について何度も話し合ってきたけど、残念ながら素晴らしい監督のジャン=マルク・ヴァレが昨年亡くなり、心が痛みました。彼なしでは考えられません。彼はこの番組のヴィジョンを語る上で欠かせない存在でした。だから残念だけど、もう終わりです。」

リアン・モリアーティ著『ささやかで大きな嘘』に基づく「ビッグ・リトル・ライズ」は、米カリフォルニア州モントレーの高級住宅街を舞台に、一見完璧な日々を送るママ友たちの裏の顔を描くクライムミステリー。当初は1シーズン完結のリミテッド・シリーズとして制作されたが、視聴者や批評家から高い支持を得てシーズン2へ更新された。シーズン1はエミー賞8部門、ゴールデン・グローブ賞4部門受賞を果たしている。

キャストはクラヴィッツのほか、リース・ウィザースプーン、ニコール・キッドマン、シェイリーン・ウッドリー、ローラ・ダーンら豪華キャストが出演。シーズン2では、キッドマン演じるセレステの義理の母親役としてメリル・ストリープが加わった。

2019年当時にHBOの番組編成を統括していたケース・ブロイズは、シーズン3制作について「素晴らしいキャストやプロデューサーのグループが『最高のアイデアを持っている』と言うなら、私は耳を傾けるでしょう。オープンでありたいと思います」と語っていた。しかしクラヴィッツが述べたように、そのグループの中核であったヴァレ監督亡き今、シリーズを継続することは難しいのかもしれない。

Source:GQ,Deadline

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。