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「デューンズデイ」じゃなくて「ドゥーマンジ」? ─ 『ジュマンジ』新作、『アベンジャーズ』『デューン』激突に参戦

ジュマンジ/オープンワールド

今年の冬は「デューンズデイ」ではなく「ドゥーマンジ」?

2026年を代表する超大作『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』と『デューン 砂の惑星 PART3』が、2026年12月18日に揃って日米同時公開を迎える。両作のタイトルを掛け合わせた「Dunesday(デューンズデイ)」として盛り上がるなか、1週遅れの12月25日に公開される『ジュマンジ/オープンワールド』が割って入ろうとしている。

『ジュマンジ』の米公式Xアカウントは、シェリー・オベロン博士役のジャック・ブラックが登場する特別映像を公開。「誰かが『デューンズデイだ』と言ってるのを聞いたよ」と言い出し、『ジュマンジ』をくっつけようと試みる。「ジュ、ジューン……ジューンズ・デイ? 『ジュマンジ』だから、ドゥーム・マンジ? ドゥマンジ!ドゥマンジ(Doomanji)だ!」

同時公開される話題作のタイトルをくっつける──この動きが大きなムーブメントを生み出したのは、2023年夏に『バービー』と『オッペンハイマー』が同日公開されて相乗効果を生んだ「バーベンハイマー」現象だった。

「デューンズデイ」の呼称は、2025年からSNSで使われはじめ、今年1月に『アベンジャーズ』のロバート・ダウニー・Jr.が、『デューン』のティモシー・シャラメとのトークイベントで「デューンズデイはどうだろう」と提案したことで一気に広まったもの。ただし、ジャンルのまるで異なる『バービー』と『オッペンハイマー』に対し、今回の2作品はSF大作同士とあって、観客層やスクリーンの奪い合いも予想される。

そんななか、1週遅れで登場する『ジュマンジ/オープンワールド』は、新たに「Doomanji(ドゥーマンジ)」なる造語を提案。公式アカウントも「ドゥーマンジに備えよ」と投稿している。もともと本作は12月11日公開予定だったが、『アベンジャーズ』『デューン』に話題と観客をさらわれるのを回避するためか、公開を2週繰り下げていたのだ。

SNSでは『ジュマンジ』の興行を危惧する声もあるが、このシリーズは大作映画との競合をものともしなかった実績をもつ。『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(2017)は、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の公開5日後に登場し、世界興収9億6,254万ドルを記録。続編『ジュマンジ/ネクスト・レベル』(2019)も、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の1週間前に公開され、世界興収8億169万ドルを稼ぎ出した。

話題の大作が3本重なった例として記憶に新しいのは、2024年11月。『ウィキッド ふたりの魔女』と『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』が22日に、その5日後の27日に『モアナと伝説の海2』が全米公開され、感謝祭の連休5日間(11月27日〜12月1日)の北米興行収入では、3作品だけで累計約3億8,800万ドルを稼ぎ、市場全体でも感謝祭の歴代記録を更新していた。

最大のポイントは、『ジュマンジ』新作に『アベンジャーズ』『デューン』から観客を引っ張れるほどのポテンシャルがあるかということ。前作から7年ぶりの続編となるのは『アベンジャーズ』も同じだが、本作のプロモーションはまだ本格的に動き出していない。いったいどこまで戦えるのか?

映画『ジュマンジ/オープンワールド』は、2026年12月25日(金)全国公開。

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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