『DUNE/デューン』ティモシー・シャラメ、ヴィルヌーヴとのタッグは「まさに夢が叶った瞬間」─ ゼンデイヤも監督が創る世界観に感動、インタビュー映像公開
2021年における最大の超大作、『DUNE/デューン 砂の惑星』が遂に公開を迎えた。このたびメインキャストのティモシー・シャラメとゼンデイヤのインタビュー映像が到着している。
本作は“未来が視える”能力を持つ青年、ポール・アトレイデスの物語。皇帝の命でその惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる、過酷な“砂の惑星デューン”へ移住したことを機に、アトレイデス家と宇宙支配を狙う宿敵ハルコンネン家の壮絶な戦いが勃発。父を殺され、復讐 そして全宇宙の平和のために、巨大なサンドワームが襲い来るその星で“命を狙われるひとりの青年”、ポールが立ち上がる。
インタビューでは、本作のメガホンをとったドゥニ・ヴィルヌーヴ監督との仕事についてや、ティモシー・シャラメとゼンデイヤがそれぞれ演じたポールとチャニについてが語られている。かねてよりヴィルヌーヴ監督は一緒に仕事をしたい監督リストに入っていたというティモシーは、今回の作品で夢が叶ったと語っている。さらに『DUNE/デューン 砂の惑星』はヴィルヌーヴ監督の最高傑作とも評し、だからこそ「一瞬とも驕ることなく撮影の準備をした。完璧にやり切りたかったからね」とコメントしている。
ゼンデイヤもヴィルヌーヴ監督の創り上げるクリエイティブな世界に感動したと明かし、その仕事ぶりは「正直、タダで一日中彼についていって彼が働くのを見ていたい。“コーヒーお持ちします”とか“必要なことはなんでもします。どんなことでも関わらせてください”ってね」と監督に尊敬のまなざしを向けている。
また、“未来が視える“能力を持ち、全宇宙を救うため、砂の惑星“デューン”を救うため立ち上がるポールについて、ティモシーは本編中のあるシーンを引き合いに出し、「ポールの運命は、本来は彼ではなく若い女性のためにある運命だと分かるんだ」と意味深に語っている。
一方、ポールの夢の中に何度も現れる砂の惑星“デューン“の自由民フレメンの女性・チャニについて、ゼンデイヤは「チャニはポールの夢に登場する女性だけど、味方なのか、敵なのか、何が目的なのか分からない。彼女によってなにかが始まるのか─それとも終わりを迎えるのか、もね」と語る。しかし、謎に満ちたフレメン、そしてチャニこそが全宇宙の未来を背負うという過酷な運命を託されるポールにとって重要なキーパーソンであり、この出会いが物語を大きく動かすふたりの運命の出会いであることは間違いないようだ。
『DUNE/デューン 砂の惑星』は公開中。
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