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【微ネタバレ】知っておくとより楽しめる『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』ゲラート・グリンデルバルドとリタ・レストレンジを解説

ハリー・ポッター
Photo by The Conmunity - Pop Culture Geek https://www.flickr.com/people/26728047@N05?rb=1

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』はハリー・ポッターと同じ世界を共有している関係で、あの校長・ダンブルドアのほか懐かしい名前を随所で耳にする。

その中で、とある2人の重要な登場人物が本編に登場する。映画を観る前にこの2人を復習(予習?)しておくと、作品世界により入りやすくなるだろう。その2人とは、「ゲラート・グリンデルバルド」と「リタ・レストレンジ」だ。

ゲラート・グリンデルバルド

原作ファンであれば、この名前を聞いた瞬間にああ!と思う人も多いだろう。彼はかの魔法使いヴォルデモートが悪事の限りを尽くすまで、魔法界では最悪の闇の魔法使いとしてその悪名を轟かせた人物だ。

同時に彼は、のちにハリーや魔法界における精神的支柱としての役割を果たしたアルバス・ダンブルドアの若き頃の親友で、彼らはあふれる才能を存分に高め合う仲だった。

今作の時代は1920年代初頭だが、すでに彼はとある出来事をきっかけに、ダンブルドアと袂を分かった後。同時に彼は、強大な力を持ち歴代の悪名高い魔法使いが所持していた「ニワトコの杖」を所持し、のちに魔法界の革命を目的に数々の悪事に手を染めることとなる。

ちなみに、彼はその後1945年にダンブルドアとの決闘に敗れ、何十年にもわたり監禁されることとなる。この『ファンタビ』シリーズは、ちょうど彼の暗躍した時代と見事に一致するわけだ。

リタ・レストレンジ

リタ・レストレンジは今作で初めて登場する名前だ。だが彼女の苗字である「レストレンジ」には、多くの人が反応すると思う。ヴォルデモートを狂信し、ハリーの仲間の多くを死に追いやった死喰い人のベラトリックス・レストレンジだ。
ちなみに彼女自身の旧姓は「ブラック」。ハリーの名付け親であるシリウスの従姉にあたる。

そんな彼女の夫は、同じく死喰い人であるロドルファス・レストレンジ。魔法使いとしての血を高く重んじる純血主義として、やはりヴォルデモートを深く信奉していた。

彼は『ハリー・ポッター』シリーズがシリアスな展開になるにつれ、徐々に登場機会を増やしている。 『不死鳥の騎士団』ではシリウスを助けに向かったハリーを迎え撃ち、『死の秘宝』では序盤でハリーの命を狙っている。ヴォルデモートの不死の鍵でもある「分霊箱」を託されるなど、その信頼は厚かったようだ。

彼女がどんな形で本編に登場するかは控えるとして、その家系がこうした闇の深い一族であることを知っておくといいだろう。

あの変人な女の子とニュートとの意外な関係

ちなみに、余談ではあるが本編の主人公であるニュート・スキャマンダーも、ハリーと馴染み深いあの女の子と深い関係にある。ルーナ・ラブグッドを覚えているだろうか?ハリーの仲間の中でもぶっちぎりでユニークな個性を持っている、変わった女の子だ。

彼女はホグワーツでの壮絶な戦いを経て、その後魔法生物学者になる。そしてロルフ・スキャマンダーという男性と結婚しているのだが、このロルフというのがニュートの孫なのだ。

ニュートが一体どんな女性と結婚したのか、どんな人生を歩んだのかは別のお話。 これから劇場に足を運ぶ方、あるいは2回3回と作品を楽しむ予定の方は、ぜひこれらの知識を頭の片隅に入れておくと、また違う楽しみが生まれるかもしれない。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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