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ベガのサイコクラッシャーを実写化、『ストリートファイター/ザ・ムービー』演者がこだわり明かす

ストリートファイター/ザ・ムービー
ⓒ2026 Capcom and Legendary. All Rights Reserved.

ゲーム『ストリートファイター』シリーズのラスボス的キャラクターであるベガの必殺技「サイコクラッシャー」が、ハリウッド実写映画『ストリートファイター/ザ・ムービー』でついに放たれる。ベガ役のデヴィッド・ダストマルチャンが、その再現を約束した。

ComicBook.comにてダストマルチャンは、キタオ・サクライ監督が原作ゲームを深く愛していることを強調。本作では、CGやVFXにすべてを任せるのではなく、可能な限り俳優の身体やスタント、ワイヤーなどを使って必殺技を撮影したという。

「キタオはこのゲームを本当に愛しています。僕たち全員そうです。でも、彼が注いだ情熱、そして特殊効果ではなく実際の撮影で、可能な限り全員の必殺技を成立させる方法を探ろうとするこだわりは、並大抵のものではありません。」

ゲームでは難なく繰り出せても、生身の人間が再現するとなれば話は別だ。ダストマルチャンも「人間の身体で実現するのが非常に難しいものを、スタントやリグを使って命を吹き込もうとしている」と説明。その上で、こう予告している。

「すべてが完成した時、観客はこの映画を観て、映画史上初めて『サイコクラッシャー』が実写で再現された姿を目にすることになるでしょう。」

サイコクラッシャーは、ベガがサイコパワーを全身にまとい、身体を水平にして回転しながら相手に突進する大技。ゲーム画面では強烈な爽快感を放つ一方、実写であの姿勢とスピード感を説得力たっぷりに見せるのは、かなり難しそうだ。重要なのは、ベガがただ素早く移動する姿ではない。紫色のオーラに包まれ、重厚感ある体ごと飛んでくる、あの姿である。

本作の予告編では、すでにガイルのサマーソルトキック、リュウの竜巻旋風脚、ケンの昇龍拳と波動拳など、おなじみの必殺技が続々登場。『ストリートファイター6』ディレクターの中山貴之氏も制作に深く関与し、初期脚本を約2年かけて磨き上げたことを明かしていた。今回のダストマルチャンの発言からも、必殺技の再現がファンサービス程度ではなく、作品の重要課題として扱われていることがうかがえる。

こうした“体ごと突っ込む必殺技”の実写化で思い出されるのが、日本映画『るろうに剣心』シリーズで江口洋介演じる斎藤一が繰り出した「牙突」だ。刀を前方に突き出し、全身で一直線に飛び込む原作の大技を、映画版ではワイヤーも使って再現した。

1作目での映像では舞台裏の苦労もうかがえるものだったが、シリーズを重ねるうちに牙突は実写版ならではの必殺技として定着。唐無稽にも見える技ほど、俳優の身体、ワイヤー、カメラアングルが噛み合った瞬間の興奮は大きい。サイコクラッシャーも、その系譜に続く実写必殺技となるか。

『ストリートファイター/ザ・ムービー』の舞台は1993年。かつて兄弟のような存在だったリュウとケンが、春麗に招かれてワールドウォリアートーナメントに参戦し、その裏側に潜む巨大な陰謀に巻き込まれていく。

リュウ役はアンドリュー・小路、ケン役はノア・センティネオ、春麗役はカリーナ・リャン。ジェイソン・モモアがブランカ、コーディ・ローデスがガイル、50セントがバイソン、ローマン・レインズが豪鬼を演じる。

ストリートファイター/ザ・ムービー
ⓒ2026 Capcom and Legendary. All Rights Reserved.

映画『ストリートファイター/ザ・ムービー』は2026年10月16日公開。「雑魚が!」

Source:ComicBook.com

Writer

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有馬 ノア

洋画好きが高じて、海外エンタメを中心に執筆。ロサンゼルス在住経験を活かし、映画・ドラマのニュースやカルチャーにまつわる話題を追いかけています。趣味は古着と映画ポスター集め。

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