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余命半年ジョニー・デップ、ヤケクソから見つけた人生の答えとは ─ 『グッバイ、リチャード!』予告編

グッバイ、リチャード!
©2018 RSG Financing and Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

余命半年を宣告されたジョニー・デップ。やけくそ崖っぷち男が人生の愛おしさを見つけるヒューマン・ドラマ『グッバイ、リチャード!』の予告編が到着だ。

「余命180日です」。大学教授・リチャードに告げられた突然の余命宣告。博学でエレガント、真面目な夫として美しい妻と素直な娘との何不自由ない暮らしを送っていたはずの人生は一変。リチャードは残りの人生を自分のために謳歌しようと決心し、やりたい放題の生活を始めるが…。

主人公リチャードを演じるのは、ゴールデングローブ賞をはじめ数々の賞に輝くハリウッドを代表する名俳優であり、ファッション・アイコンとしても世界中で支持を受けるカリスマ、ジョニー・デップ。ミニシアター作品から『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのような超大作まで、作品の大小に関わらず、その個性的な演技力で今もなお、世界中のファンを魅了し続けている。今年、初主演映画『クライ・ベイビー』の公開から、30年というメモリアルイヤーを迎え、再び本作でインデペンデント作品への回帰を果たした。

そんな唯一無二のキャリアを歩む、彼自身を投影したかのようなリチャードの生き様は、観るもの全てに“自分の人生を歩む”ことの勇気と大切さを教えてくれる。

本作のプロデューサーは第82回アカデミー賞6部門を受賞した『ハート・ロッカー』を手掛けたグレッグ・シャピロ。共演には、『ゾンビランド:ダブルタップ』の次世代若手女優ゾーイ・ドゥイッチ、『ワンダーウーマン』のダニー・ヒューストンらが名を連ね、シリアスになりがちな”人生の終わり”というテーマを新鋭・ウェイン・ロバーツ監督がユーモラスに描き出している。

自暴自棄になったリチャードは背広のまま池にダイブしたり、授業を放棄し「マリファナの売人がいたら是非紹介してくれ」と生徒に呼びかける始末。妻の浮気が発覚しても「その代わり俺も自由にさせてもらう」と酒やナンパを楽しみ、残された時間をありのまま楽しむことを決意する。

グッバイ、リチャード!
©2018 RSG Financing and Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
グッバイ、リチャード!
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やがて、リチャードは自らの”終わりの日”を意識し始める。娘を抱きしめ、生徒に人生の教えを説く姿など、自らの死を前に人生の愛おしさに気づいてゆく様子が描かれる。残された180日でリチャードがたどり着く人生の答えとは。

主演を務めたジョニー・デップは「さよならを言うのはいつでも醜く、とても悲しいこと。そんななか、尊厳を保ちつつ、ユーモアを忘れない、究極のさよならを描いている」と、本作の脚本に惹かれた理由を明かす。突然訪れた人生の”終わり”と新しい生き方の”始まり”をコミカルかつハートフルに描いた物語と、主演デビュー30周年を迎えたジョニー・デップが全身全霊で魅せるキャリアの到達点とも言える演技に胸膨らむ予告編となっている。

映画『グッバイ、リチャード!』は、2020年8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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