「ハリー・ポッター」ドラマ版、キャラ感情を深掘り ─ 映画では出来なかった「じっくりと浸る」ストーリーに
映画『ハリー・ポッター』シリーズを手がけたプロデューサーのデヴィッド・ハイマンが、原作を新たに映像化するドラマ版「ハリー・ポッター」の“強み”について語った。
J.K.ローリングによる全7巻の原作小説を、全8作で映像化した映画『ハリー・ポッター』シリーズ。新たなドラマ版では、1シーズンにつき原作1冊を描く構成となり、映画では尺の制約から省かざるを得なかった内容にも光を当てることができる。
もっとも、ドラマならではの長尺がもたらす利点は、映画で描き切れなかったシーンを取り込めることだけではない。ポッドキャスト「Harry Potter: From Film to Series」に登場したハイマンは、「映画版には本当に誇りを持っている」としたうえで、ドラマ版では「時間(尺)に余裕があるからこそ、キャラクターをもう少し深く掘り下げられる」と語った。
「そうすれば、彼らの感情をより鮮明に感じ取ることができます。そして、その感情にじっくりと浸ることができるのです。映画の場合は、もっと短い尺に凝縮しなければならないので、常に物語をどう構成するか格闘していました。」
さらに、ドラマ版におけるキャラクターの掘り下げについて、具体例を挙げて説明。ハリーについては、「学校(ホグワーツ魔法魔術学校)での新たな発見、圧倒される感覚、孤独感、“ハリー・ポッター”であることに伴うプレッシャーを、視聴者も体験することができる」とコメント。ハーマイオニーについては、「秀才であることへの葛藤、“自分の居場所はどこなのか?”という悩み」、ロンについては「家族が原因で自分は二番手だと感じていること」を挙げた。
ドラマ版では長尺を生かし、より踏み込んだキャラクター描写にも期待できそうだ。ドラコ・マルフォイ役のロックス・プラットによれば、映画版だけでなく原作にもなかった要素が登場するとのこと。シーズン1では「ドラコの内面が垣間見えるような、自宅での素晴らしいシーンがいくつかある」といい、「キャラクターを探求する自由が与えられた」と話していた。
また、映画版のクリス・コロンバス監督も以前、「すべてを映像化したかったけれど叶わなかった」と振り返っている。映画未登場のキャラクター、ピーブスを「掘り下げる余地がなかった」と語り、ハリー&ハーマイオニーのあるシーンについても「映画に収めることはできなかったけれど、HBOのドラマシリーズにでは必ず描かれるでしょう」と期待を寄せていた。
ドラマ版「ハリー・ポッター」シーズン1『ハリー・ポッターと賢者の石』は、2026年12月25日に米HBOで放送開始予定。日本ではHuluで12月下旬、Prime Video内のHBO Maxでクリスマスより配信予定。
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Source:Harry Potter: From Film to Series
























