シリーズの王道を超え、限界点を突き破る！映画『ジュラシック・ワールド／炎の王国』特別映像が公開に

巨匠スティーヴン・スピルバーグが手がけた映画『ジュラシック・パーク』（1993）から25年の節目となる2018年、『ジュラシック』シリーズ待望の最新作『ジュラシック・ワールド／炎の王国』が7月13日（金）に日本上陸を果たす。このたび、日本初公開となる最新映像がたっぷりと収められた特別映像が到着した。

本映像は、記念すべき『ジュラシック・パーク』の懐かしい映像とともに、スティーヴン・スピルバーグが「25年前に撮った第1作は、単なる恐竜映画じゃなかった。空想科学が“科学”になる瞬間に正面から取り組んだ作品だった」と振り返ることから始まる。また前作『ジュラシック・ワールド』（2015）を手がけ、本作では脚本・製作を務めたコリン・トレボロウは「前作は我々が大好きな恐竜映画。本作は我々の知識を未来へ推し進める作品」だと語る。

火山の大噴火が迫り、絶滅寸前の恐竜たちを守るためイスラ・ヌブラル島へと向かうことになった主人公のオーウェン（クリス・プラット）とクレア（ブライス・ダラス・ハワード）たち。しかし噴火の危機が迫る背後では恐竜の密輸が企てられ、競売にかけられようとしていた……。
ブライスいわく「前半はシリーズの王道だけど、後半はより危険な世界に足を踏み入れる」という物語は、恐竜から人間たちが逃げ惑っていた過去作品から一転し、人間の選択によって恐竜の運命が決まるという展開へ向かっていく。オーウェンたち登場人物は、シリーズ史上初めて人間のためではなく恐竜のための選択を迫られるのである。

もちろん『ジュラシック・ワールド／炎の王国』は、登場する恐竜の魅力と恐ろしさも十分に楽しめる一本となりそうだ。今回公開された映像では、新たに創られた究極のハイブリット恐竜「インドラプトル」の姿がお目見えしているほか、オーウェンの相棒ブルーが彼のピンチに駆けつける場面も。前作から紡がれてきた、種族を超えた絆がどう描かれるかにも注目したい。

本作で監督を務めるのは、『怪物はささやく』（2016）で卓越した手腕を発揮し、ゴヤ賞9部門を受賞した鬼才J・A・バヨナだ。彼の参戦にとって本作では映像のトーンが大幅にスケールアップしているほか、サスペンス＆ホラーを得意とするバヨナ監督は本作について「閉ざされている恐怖やゴシック的な要素がある。一味違った緊張感だね」と解説している。まるで座席の背後に恐竜が迫っているかのごとくリアルでスリリングな映像はもちろんのこと、これまでのシリーズを覆す新たな要素を楽しみにしておこう。

映画『ジュラシック・ワールド／炎の王国』は、2018年7月13日（金）全国ロードショー。

『ジュラシック・ワールド／炎の王国』公式サイト：http://www.jurassicworld.jp/