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ライオンとの友情をCGなしで撮影『ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日』公開決定

ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日
(C) 2018 Galatee Films - Outside Films - Film Afrika D - Pandora Film - Studiocanal - M6 Films

少女とライオンの奇跡の友情を、3年以上かけてCGなしで撮影した『ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日』が2021年2月26日(金)より日本公開されることがわかった。

11歳の少女ミアと、クリスマスの日にやってきた小さなホワイトライオン・チャーリーがはぐくむ友情を描きながら、家族の再生を通して、南アフリカの社会問題も映し出す。

ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日
(C) 2018 Galatee Films – Outside Films – Film Afrika D – Pandora Film – Studiocanal – M6 Films

ライオンファーム経営のために家族で南アフリカに移った11歳のミアは、心に病を抱える兄・ミックにかかりきりの母、仕事に追われる父の中で、孤独を感じていた。南アフリカでの生活に馴染めない日々が続く中、クリスマスの日にファームにホワイトライオンのチャーリーが生まれた。初めは心を閉ざしていたミアだったが、まとわり付いてくる小さなチャーリーの世話をし、共に成⻑していくうちに互いに特別な友情で結ばれていく。

3年の時が過ぎ、チャーリーの存在はファームにとっても観光客を呼べる重要な存在となっていた。そんなある日、ミアは父親が隠していた驚きの事実を知る。父親は囲いの中で野生動物をハンティングする「缶詰狩り」の業者にファームで育てたライオンを売っていたのだ。

チャーリーを救うため、ミアはあらゆる危険に立ち向かいながら、ティムババティ野生保護区を目指し、南アフリカを横断しようと試みる。

ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日
(C) 2018 Galatee Films – Outside Films – Film Afrika D – Pandora Film – Studiocanal – M6 Films

監督を務めるのは、映画『アラン・デュカス 宮廷のレストラン』(2017)など、多くのドキュメンタリー作品を手掛けるジル・ド・メストル。南アフリカの社会問題である”缶詰狩り”(トロフィー・ハンティングの一部)をテーマにメガホンをとった。

少女とライオンの関係性をリアルに描くため、ヨハネスブルグ近郊で野生動物保護区を所有・運営している動物研究家で保護活動家のケヴィン・リチャードソンが撮影に参加。3年を超える年月をかけて撮影され、少女とライオンの友情はもちろん、南アフリカの大自然が映し出されたCGなしの圧巻の映像が完成した。

主人公・ミアには、300人以上が参加したオーディションから抜擢されたダニア・デ・ヴィラーズ。長い月日をかけて築いた小さなホワイトライオンとの信頼関係を元に表現されるフレッシュかつ体当たりの演技を披露している。

ミアの母親・アリスには、幅広い役柄をこなし、近年では映画監督としても才能を発揮もしている女優メラニー・ロラン(『イングロリアス・バスターズ』出演、『ガルヴェストン』監督)、父にラングレー・カークウッドなど多彩な俳優陣が揃った。ミアの相棒となるチャーリーは、ダニアとの相性を見ながら選ばれたホワイトライオンのトールが人間さながらの演技を披露している。

ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日
(C) 2018 Galatee Films – Outside Films – Film Afrika D – Pandora Film – Studiocanal – M6 Films

映画『ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日』は、2021年2月26日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて劇場公開。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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