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「ムーンナイト」今後の展開、マーベルとオスカー・アイザックが協議開始 ─ 「シーズン2でも映画でも、チームに加わってもいい」

ムーンナイト
(C)2022 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)「ムーンナイト」(2022)の今後について、主演のオスカー・アイザックがマーベル・スタジオとの協議に入っていることを明かした。もっとも、実現までの道のりは少々遠いようで……。

2022年5月に「ムーンナイト」の配信が終了して以来、オスカーはたびたびムーンナイトとしての今後について語ってきた。8月にはモハメド・ディアブ監督の娘のTikTokに登場してシーズン2の製作を示唆し、10月には「ムーンナイトというシステムは終わりじゃないと聞いている」と公に発言したのである。

このたび米Comicbook.comにて、オスカーは「(今後についての)具体的な話し合いをしています。楽しいですよ。細かいことは言えないし、どうなるかはわかりませんが、話し合いは確かにしています」と語った。ただし、米Colliderでは「(シーズン2があると)断言はできません。あることを願いますが、今の時点で正式に言えることはないんです」と述べている。

すなわち現時点で言えることは、オスカーとマーベル・スタジオが「ムーンナイト」シーズン2の、あるいはムーンナイトというキャラクターの今後について協議を始めていることのみ。ただし、オスカーが「具体的な話し合い」と言っていることから、すでに現実的な可能性が模索されていることも考えられる。なにしろ秘密主義の徹底で知られるMCUである、オスカーのコメントにかかわらず、来週いきなり正式発表がなされる可能性もゼロではないのだ。

ちなみにオスカーは、再登場の機会が「ムーンナイト」シーズン2であることにはこだわらない姿勢だ。「チームに加わるのでも、最高のアイデアによるシーズン2でも、あるいは単独映画でもいい。どのような形もありえると思います」と言い切る背景には、「まずはストーリーありき」というポリシーがあった。

「大切なのはストーリーです。これは語るべきストーリーなのか、面白いのか、発表される時に自分が後悔しないか。そして、自分の持っているすべてを注ぎ込む価値があるか。『ムーンナイト』はまさにそういう作品で、新しい構造を作っているという実感がありました。だから毎朝アラームを止める時、早くセットに行きたいと思っていたんです。」

「ムーンナイト」はディズニープラスにて独占配信中。

Sources: Comicbook.com, Collider

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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