ダニエル・ラドクリフ、イライジャ・ウッドと間違えられてもムカつかない「僕たちはイメージ的に同じです」

俳優ダニエル・ラドクリフが、イライジャ・ウッドに間違われても「ムカつきません」と話している。2人は映画『ハリー・ポッター』と『ロード・オブ・ザ・リング』で同時期に有名になったこともあり、ファンからよく間違えられるという事態が前々から起こっていた。

米Vanity Fairが企画したウソ発見器テストに挑んだラドクリフは、「イライジャ・ウッドに自分が似ていると思うか？」と質問されると、「僕たちはイメージ的に同じですよね」と同調。「2人とも身長が低く、青白くて、青い瞳の茶髪の俳優ですから。隣に立てばそこまで似ていないんだろうけど」と冷静に答えている。

続いて、「彼と間違われたらムカつくか」と訊かれたラドクリフは、「全くないです」と回答。「とても面白いと思います」と続け、むしろ楽しんでいるようだ。検査官も「彼は本当のことを言っています」と話している。

危機に瀕した世界の命運を任されることになる主人公を演じたラドクリフとウッド。演じた役どころや有名になった時期が重なることもあり、同世代のようにも見えるが、ウッドの方が8歳年上。間違えられても自分は平気だと語ったラドクリフは、ウッドの心中を察し、「彼の場合、僕と間違えられたときにムカついていたんじゃないでしょうか。彼がフロドを演じていた時、僕は12歳だったんですから」とも語った。

なおラドクリフによれば、過去にはウッドが出演した『シン・シティ』（2005）のファンからファンレターを受け取ったこともあったという。ウッドの写真が同封された手紙には、「映画のあなた、最高でした。どうかサインして送り返してください」と書かれていたそうだ。