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マシュー・マコノヒー、「TRUE DETECTIVE」クリエイターと再タッグ ─ HBOからFXへ、ノワール小説のドラマ版で

マシュー・マコノヒー
Photo by Moody College of Communication Follow https://www.flickr.com/photos/utcomm/48828668668/

犯罪ドラマ史に残る傑作と絶賛された、米HBO製作「TRUE DETECTIVE」(2014)主演のマシュー・マコノヒーと作家ニック・ピゾラットが、FX製作のドラマ「リディーマー(原題:Redeemer)」で再びタッグを組むことがわかった。米Varietyなど複数のメディアが報じている。

本作は、元牧師の放埓な警備員(マシュー・マコノヒー)がテキサスの行方不明の女性を探すなか、腐敗と陰謀に巻き込まれていく姿を、現在と過去を絡ませながら描くという筋書き。パトリック・コールマンのノワール小説『The Churchgoer(原題)』(2019年発表)を基にニックが脚本を執筆し、製作総指揮も務めるとのこと。マシューは主演・製作総指揮を兼任する。

ニック以前契約を結んでいたHBOから離れることとなり、このたび正式に、製作会社フォックス21 テレビジョン・スタジオおよびFXとの包括契約を締結。マシューもFXとのファーストルック契約を結んだとのこと。FX幹部エリック・シュリエは、「『TRUE DETECTIVE』以来、はじめて二人がタッグを組む『リディーマー』でクリエイティブ・パートナーシップをスタート出来ることに興奮しています」と声明を発表。「二人と今後、さまざまな形でプロジェクトを立ち上げていけることが非常に楽しみです」と今後への期待も寄せた。

フォックス21 テレビジョン・スタジオの社長バート・サルケは、「『TRUE DETECTIVE』を見てから、とにかくニックと仕事がしたくてたまりませんでした」と以前から彼に注目していたことを明かした。続けて「今、ニックのような勢いと感情に溢れた脚本を書く作家は多くはいないと思います。だからこそ、ニックとマシューのタッグに我々は期待しているのです」ともコメントしている。

また、ニックは「マシューと再び仕事を出来ることを光栄に思います。これを実現に導くフォックス21 テレビジョン・スタジオと、フォックスプロダクションには感謝しています」と述べている。再タッグ作「リディーマー」で二人がどのような化学反応を起こすのか、注目されるところだ。

なお米The Hollywood Reporterによると、ニック・ピゾラットがHBOから離れたことで、「TRUE DETECTIVE」シリーズはショーランナーを変更して継続される可能性があるとのこと。シリーズ3作目「TRUE DETECTIVE/猟奇犯罪捜査」(別題「TRUE DETECTIVE/迷宮捜査」)は、第72回全米脚本家組合賞にノミネートされている。

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Sources: Variety, The Hollywood Reporter

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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