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「クソどもを追い出せ」差別主義者は生まれ変われるのか ─ 実話『SKIN/スキン』予告編、ジェイミー・ベル主演

SKIN/スキン

筋金入りのレイシスト(差別主義者)は、憎悪が連鎖する人生から抜け出せるのか。レイシストの贖罪を描く実話映画『SKIN/スキン』より、予告編映像が公開された。主演は『リトル・ダンサー』(2000)や『ロケットマン』(2019)のジェイミー・ベル。優しいイメージから一点、全身タトゥーの極悪レイシストを演じる。

スキンヘッド、顔面に憎悪を象徴する無数のタトゥー。白人至上主義者に育てられ、差別と暴力に満ちた生活を送るブライオンは、シングルマザーのジュリーと出会い、これまでの悪行を悔いて新たな人生を築こうと決意する。本作『SKIN/スキン』は、イスラエル出身、ユダヤ人のガイ・ナティーヴ監督が、過去の自分と決別するために計25回、16カ月に及ぶ過酷なタトゥー除去手術に挑んだブライオン・ワイドナーを追うTVドキュメンタリーに感銘を受けたのがきっかけだった。

「人は、生まれ変わることができるのか」というメッセージと共にこちらを睨みつける主人公ブライオン。この役に魅了されたジェイミー・ベルは、短期間で20ポンドも体重を増やし役に臨んだ。また、本物のブライオンと会いに行ったり、彼が属していたグループの追跡をするなど独自に研究を行っていたというから、その入れ込みようが伺える。監督のガイ・ナティーヴは撮影の初日、タトゥーなどのメイクを終え、本物のブライオンと化した彼をみて悪寒を感じたという。

映画『SKIN/スキン』は2020年5月9日(土)より新宿シネマカリテにて全国順次公開

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THE RIVER編集部THE RIVER

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