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本物のスパイもドラマ「窓際のスパイ」が大好きで、MI5の長官もファンらしい ─ ゲイリー・オールドマンもびっくり

窓際のスパイ

Apple TVの人気スパイスリラー「窓際のスパイ」で主演を務めるゲイリー・オールドマンが、本物のMI5(英保安局)の職員たちが本シリーズの大ファンであることを明かした。

ミック・ヘロンの小説シリーズを原作とする「窓際のスパイ」は、MI5の落ちこぼれエージェント集団――通称“スローホース(遅い馬)”――が、スパイの世界に渦巻く策略や組織内部の陰謀をかいくぐり、英国を守る姿をダークユーモアを交えて描くスパイドラマ。

そんな落ちこぼれたちを率いる傲慢で悪名高いリーダーが、オールドマン演じるジャクソン・ラムだ。脂っぽい髪にヘビースモーカー、大酒飲みで放屁癖まである型破りな人物だが、鋭い観察眼と頭脳を備えたMI5のベテランエージェントでもある。

本作の特徴のひとつは、MI5による秘密工作や失態の隠蔽、裏取引など、組織の暗部にも踏み込んでいること。米Vanity Fairから「『窓際のスパイ』はMI5のような情報機関の実態を正確に描いていると思うか?」と聞かれたオールドマンは、本物の職員たちの反応をもとに、こう答えている。

「はい、彼らがそう言ってましたから。スパイたちはこのドラマが大好きなんです。MI5の長官も(『窓際のスパイ』の)ファンだと知って、思わず笑顔になってしまいます。」

実際に、MI5職員1,000人が参加する昼食会&Q&Aの場に出席したというオールドマン。デジタル分野や反テロ、サイバー分野などに携わるチームと交流したといい、「そうしたことは日々絶えず起きているけれど、、僕たちの耳に入ることはない」「彼らは毎日のように起こり得る恐ろしい事態を阻止しているんです」と知られざるMI5の仕事について語った。

なお、オールドマンが言及した「窓際のスパイ」ファンの長官とは、2026年6月のMI5公式Instagramの投稿に登場したケン・マッカラム氏のこと。「MI6についてどう思いますか?」という質問に答えるなかで、『007』シリーズのジェームズ・ボンド(MI6所属)と『窓際のスパイ』は「どちらにも居場所がある」としたうえで、「ちなみに僕は『窓際のスパイ』派です」と明かしたのである。

ちなみに「窓際のスパイ」は、華麗なスパイ像で知られる『007』と対照的な作品として“反ジェームズ・ボンド”と評されることもある。そんな本作で落ちこぼれエージェントのリヴァー・カートライトを演じるジャック・ロウデンは、奇しくも次期ジェームズ・ボンド候補として名前が挙がる俳優のひとりだ。

次期ボンド役はまだ正式発表されていないが、オールドマンは以前、「決定はもう済んでいる」としたうえで「だから、ジャックであることを願っています」と共演者のロウデンを推していた

「窓際のスパイ」はApple TVで配信中。最新のシーズン6は毎週水曜日に新エピソード更新。

Source:Vanity Fair

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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