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ザック・スナイダー『ニューヨーク1997』リメイク、「1981年から見た1997年」描く ─ 新スネーク役にも目星?

ニューヨーク1997
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『マン・オブ・スティール』(2013)ザック・スナイダー監督が手がけるSFスリラーの名作『ニューヨーク1997』(1981)リメイク版は、オリジナルと同じく「1997年」を舞台にするようだ。ただし、それは2026年から振り返った1997年ではなく、あくまで「1981年から想像した1997年」になるという。

スナイダーがポッドキャスト「Happy Sad Confused」で、現在取り組んでいるリメイク版の構想として「舞台は1997年です。ただし、1981年の視点から見た1997年です」と明らかにした。

ジョン・カーペンター監督によるオリジナル版は、製作・公開された1981年当時から見た近未来の1997年が舞台。犯罪者たちを収容する巨大な刑務所と化したマンハッタン島に米大統領が取り残され、カート・ラッセル演じる元特殊部隊員の囚人スネーク・プリスキンが救出へ送り込まれる。

つまりスナイダー版では、この設定を現代に置き換えるのではなく、1981年当時に思い描かれた未来像そのものを再び構築することになる。スナイダーによれば、米国の警察組織と犯罪勢力との戦争を1981年7月9日に設定し、そこから先は「ほぼ『ニューヨーク1997』」になるという。

スナイダーが惹かれているのは、ディストピアSFとしての設定だけではない。オリジナル版をキッチュとキャンプが融合した作品として称えながら、風刺によって政府や権力の行き過ぎを描ける点にも言及。劇中の反政府組織「People’s Liberation Front of America」を例に、そうした要素は現在にも通じるところがあるとの考えを示した。

『ニューヨーク1997』の新企画は、過去に複数の監督・脚本家が関わりながら実現に至らず、2026年4月にスタジオカナルがリブート企画の再始動を発表。同年6月には、スナイダーが監督・脚本を務めることが判明した。その際には、『ドーン・オブ・ザ・デッド』(2004)のようにロケ撮影や実写表現を活用した、ハードな手触りの作品を目指すとも伝えられていた。

最大の難題となりそうなのが、カート・ラッセルが生み出したスネーク・プリスキンを誰が受け継ぐのかということ。すでにスネーク役の俳優を考えているのかと尋ねられると、スナイダーは「いるかも」と答えた。

過去に一緒に仕事をした俳優なのかという追及には答えなかったが、新たなスネークについては「スネークらしく見えなきゃダメだ」とも強調している。眼帯をはじめ、カート・ラッセル版で確立されたキャラクターの象徴的な外見を大きく変えるつもりはなさそうだ。

なお、『ウォッチメン』(2009)や『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)でスナイダーと組んだジェフリー・ディーン・モーガンも本作への参加を熱望しており、スナイダー本人もモーガンから実際に連絡を受けていることを認めた。ただし、モーガンがスネーク役の候補なのか、スナイダーが「いるかも」と語った人物と同一なのかは明かされておらず、現時点でキャストは正式発表されていない。

『ニューヨーク1997』リメイク版はスタジオカナルとThe Picture Companyが製作し、オリジナル版のジョン・カーペンターもエグゼクティブ・プロデューサーとして参加。劇場公開が予定されているが、公開時期は未定だ。

Source:Happy Sad Confused, The Official John Carpenter

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Joe Kishi

THE RIVER編集部。ハリウッド大作からインディー作品、アニメーションまで幅広くカバー。魂を揺さぶる瞬間に出会える記事を届けたい。

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