マッツ・ミケルセン主演新作映画『The Promised Land』予告編が米公開 ─ 実話を描く歴史大作ドラマ

“北欧の至宝”との異名を誇るマッツ・ミケルセン主演、実話をもとに描く映画『The Promised Land(原題)』(別タイトルは『Bastarden』)の新ポスターと予告編が米公開となった。
第80回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門にてワールドプレミアを予定している本作は、財政難に直面していたルドヴィク・カーレン船長の実話を描く。王の名の下に居住地を築くという一見不可能な目標を掲げ、ルドヴィクは過酷で居住不可能なデンマークの荒野を開拓するために冒険へ旅立つ。
予告編のオープニングでルドヴィグは、見るからに不毛な土地を必死に耕そうとしている。王から、デンマークの荒野に居住地を建設するという使命を与えられた彼は、「神は文明を創造するために人類を地上に遣わせた」と言い、不可能な挑戦に挑もうとする。しかし予告編が進むにつれ、痩せた土地に文明をもたらすには代償が伴うことが徐々に明らかになり、 ルドヴィグは家族や自身の平穏な生活を犠牲にしなければならないと悟っていくようだ。
製作スタジオのTrustNordiskは、「不毛の地の開拓にまつわる、誇り高く妥協しない男と、悪と死、破滅に立ち向かう戦いで彼の盟友となる女性の魅力的な物語」と紹介している。
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ルドヴィク・カーレン役で主演するマッツ・ミケルセンのほか、「レイズド・バイ・ウルブス/神なき惑星」(2020‐)のアマンダ・コリン、『罪と女王』(2019)のマグヌス・クレッペル、「コペンハーゲン」(2022)のシモン・ベネビアグ、『ノースマン 導かれし復讐者』(2021)のグスタフ・リンド、『シック・オブ・マイセルフ』(2022)のクリスティン・クヤトゥ・ソープ、『ヴァルハラ 神々の戦い』(2019)のヤコブ・ローマンらが出演。
『ダークタワー』(2017)のニコライ・アーセルが監督を務め、『秘密への招待状』(2020)などのアナス・トマス・イェンセンと共同脚本も手がけた。
マッツ・ミケルセン主演映画『The Promised Land』は、第80回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門にてワールドプレミア。第48回トロント国際映画祭でも上映予定だ。
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Source: @TIFF