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ポー・ダメロン役オスカー・アイザック、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の批判に反応 ― 怒りを創造性に変えるよう勧める

オスカー・アイザック
Photo by Gage Skidmore ( https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/19492056478 )

2017年12月に全世界で公開された映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)は、『スター・ウォーズ』シリーズ史上最も激しい議論を巻き起こした作品と言っても過言ではない。本作をはじめとする現行3部作に出演する俳優オスカー・アイザックが、このたび一連の議論にインタビューの中で言及した。

オスカー・アイザック
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/19492056478

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、現代版『スター・ウォーズ』を新たに構築したとして、批評家を中心に大絶賛を受けた反面、これまで築いてきたものを破壊したとしてファンからの批判も少なくない作品だった。米映画レビューサイトRotten Tomatoesでも、2018年8月28日時点で批評家による評価は91%。高評価の作品に与えられる“Certified Fresh”の称号を獲得した一方、観客の評価は46%と『スター・ウォーズ』映画シリーズで最も低い数字となっている。

批判の気持ちを原動力に

『最後のジェダイ』を巡る議論について、本作でレジスタンス側のパイロット、ポー・ダメロン役を演じたオスカー・アイザックが米Yahoo! Entertainmentにてコメントした。

「(議論の中で)本当に特別だと感じるのは――特に物語に納得していない人たちが――自分の好きなことをする原動力になっていることだと思います。」

こう語ったアイザックは、作品への怒りをクリエイティビティに変えることを勧めている。「もちろん、自分の『スター・ウォーズ』映画を作るのはちょっと大変なチャレンジですけど、少なくとも物語を作るということにおいては、自分の作りたいものを作って、みんなに見せることができるのではないかな。自分が望む『スター・ウォーズ』を作るんですよ。

またアイザックは、2018年のサンディエゴ・コミコンでポッドキャスト「The Legal Geeks」によって主催された「ダメロン裁判」についてもコメント。このイベントでは、ローラ・ダーン演じるホルド提督の命令を軽視し、レジスタンス全体を危機に晒した“罪”でダメロンが“裁判”にかけられたのだ。

このイベントについて、アイザックは「素晴らしいと思いますよ。だって、人々が戦争とリーダーシップについての倫理的問題について実際に議論しているんですから」と述べている。

「僕が一番避けたいのは、観客に映画を鑑賞してもらって、ただ“いいね”と言われて忘れられてしまうことです。『最後のジェダイ』では議論がずっと続いて、本物の感情が湧き上がっているでしょ? 現実に問題となっていることについての議論が起こっているんです。」

一方、これまで『最後のジェダイ』についての議論は一部のファンによって激化する傾向があった。たとえば監督を務めたライアン・ジョンソンに殺害予告が送られたり、ローズ・ティコ役の女優ケリー・マリー・トランに差別的な内容を含む激しいメッセージが送られたりと、「議論」の範疇を超えた嫌がらせ行為にまで発展していたのである。

このたびアイザックは『最後のジェダイ』に対するファンの思いを受け止めつつ、怒りをポジティブに転化するようメッセージを送っている。ファンが独自のストーリーを作ったり、現代社会の問題についての議論に繋げたりと、人を傷つけない方法でそれぞれの思いが発散されることを願いたい。

Sources: Yahoo!
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore

Writer

Marika Hiraoka
Marika Hiraoka

THE RIVER編集部。アメリカのあちこちに住んでいました。

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