『トイ・ストーリー5』当初はウッディが登場しない物語だった ─ 「正直、どう戻せばいいかわからなかった」「いないとやっぱり恋しかった」

ディズニー&ピクサー最新作『トイ・ストーリー5』には、おなじみのウッディが再び登場する。しかし驚くべきことに、開発初期の脚本では、彼は物語に含まれていなかったという。
米CinemaBlendの取材で明かしたのは、本作の脚本・監督を務めるアンドリュー・スタントン。『ファインディング・ニモ』(2003)や『ウォーリー』(2008)を手がけ、『トイ・ストーリー』シリーズにも長く関わってきた人物だ。スタントンは、当初ウッディをどのように戻せばよいのか分からなかったと振り返っている。
「正直に言うと、最初は彼をどう戻せばいいのか分かりませんでした。映画を正しい形にするには何度も稿を重ねることになると分かっていたので、まずは彼(ウッディ)なしで第1稿を書いてみたんです。自分が彼を恋しく思うか確かめるために。すると、やっぱり恋しくなりました。」
そこでスタントンは、ウッディをただ戻すのではなく、物語に必要な存在として登場させる方法を探ることにしたという。
「よし、もう少し頑張って考えなければならない、と思いました。反射的な判断ではなく、彼が入ってくることに納得できるものにしなければならないと。最終的にその方法を見つけることができましたし、今ではそれ以外の形は考えられません。」

『トイ・ストーリー4』(2019)のラストでは、ウッディはボニーのもとを離れ、ボー・ピープたちと新たな道を歩むことを選んだ。そのため、続編で彼を再び本筋に戻すには、単なる人気キャラクターの再登場では済まされない。スタントン自身も、キャラクターを外してみた時に「その人物がいなくても物語が成立するのか」を重視していると語っている。いなくては成り立たないのであれば、そのキャラクターは物語にとって不可欠な存在だという考え方だ。
本作では、ボニーの部屋のリーダー的存在となったジェシーが、ある問題を前にウッディへ連絡を取ることになる。ボニーは新たに与えられたタブレット型のキャラクター、リリーパッドに夢中になり、おもちゃたちは自分たちの居場所を脅かされることになるようだ。
『トイ・ストーリー5』のテーマは「Toy meets Tech」。バズ、ウッディ、ジェシーらおもちゃたちは、子どもたちが夢中になる電子機器と向き合うことになる。監督はスタントン、共同監督はケナ・ハリス、プロデューサーはリンジー・コリンズ。米国では2026年6月19日に劇場公開予定だ。
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Source:CinemaBlend


























