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『オール・ユー・ニード・イズ・キル』続編、当面実現せず ─ 年内撮影説は誤報、「積極的な開発段階にない」

オール・ユー・ニード・イズ・キル
Warner Bros./Photofest 写真:ゼータイメージ

トム・クルーズ主演のSFアクション映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014)の続編が、現時点では積極的な開発が行われていないことがわかった。一部で報じられていた「2026年秋に撮影開始」との報道は誤りだったとされる。

本作は桜坂洋の人気SF小説『All You Need Is Kill』をハリウッド映画化したもので、エイリアンの襲撃を受ける近未来の地球で、報道官ウィリアム・ケイジ少佐が、戦場で死ぬたびにその日の朝に戻るというタイムループに巻きこまれる物語。全世界興行収入は3億7,054万ドルで、今もなお熱狂的なファンをもつ作品だ。共演はエミリー・ブラント、監督はダグ・リーマンが務めた。

今回の報道は、業界紙Production Weeklyが、本作の続編が2026年秋にも撮影される計画だと伝えたことに端を発している。これに対し、米Colliderは「最近の報道とは裏腹に、『オール・ユー・ニード・イズ・キル2』は積極的な開発段階にはない」と報じた。「ワーナー・ブラザースは将来的に製作を望んでおり、企画が正式に頓挫したわけではないが、明確に生きているわけでもない」と。

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』続編については、クルーズ&ブラント、リーマン監督の3人とも前向きな姿勢を示しており、2019年の時点では脚本開発も行われていた。しかし、主演2人のスケジュールや製作費、脚本内容、タイミングなど複数の課題が示唆されたのち、2025年以降は続報が聞かれなくなっている。

2024年6月、リーマン監督はワーナーから続編の要望があることを明かしており、これは今回の「ワーナーは将来的に製作を望んでいる」との報道と一致している。ワーナーとクルーズはパートナー契約を結んでいるため、機が熟せば実現の可能性もゼロではなさそうだが、今のところ期待すべき情報はないのが実情だろう。

なお、クルーズの新作はアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督『DIGGER/ディガー』で、2026年公開予定(US公開日は10月2日)。現在は『トップガン3(仮題)』にも携わっているとみられるが、その他のプロジェクトについてはわかっていない。

Source: Collider, CBR.com

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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