ベン・アフレック、保険会社アフラックの看板に落書き? ─ 似た名前ネタ、新CMの大胆キャンペーンが話題に

ベン・アフレックが、米保険会社アフラック(Aflac)の広告看板を、自分の名字「AFFLECK」に“書き換えて”いた?ロサンゼルス各地で目撃されていたらしい謎の落書きは、実はアフレック本人を起用した新広告キャンペーンの仕込みだったことが明らかになった。
アヒルのキャラクターで日本でもお馴染みの保険会社アフラックは2026年9月3日、公式LinkedInでアフレック、および彼がマット・デイモンらと設立した製作会社Artists Equityとの提携を発表。「Affleck. Aflac. It was only a matter of time(アフレック。アフラック。時間の問題でした)」と、両者の名前の類似を打ち出している。
事の始まりは8月下旬。ロサンゼルス各地に掲出された青いアフラックの広告で、ロゴの上から黒いスプレー風の文字で「BEN AFFLECK」と書き加えられているのが発見された。米TMZが8月28日に報じた時点では、複数の場所に同じデザインが出現していたことから、アフラックとアフレックによる広告企画ではないかとの憶測が浮上していた。
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さらに9月1日、TMZは、グレーのパーカー姿のアフレック本人がロサンゼルスの路地でスプレー缶を手にし、アフラックの広告へ自身の名字を書き込んでいる写真を公開。この時点でも両者は正式発表していなかったが、2日後にキャンペーンの全貌が明かされた。
米The Hollywood Reporterによれば、アフレックは新キャンペーンでおなじみのアフラックダックと共演するだけでなく、Artists Equityの広告部門を通じてCMの監督も担当。ブランドン・ピアースと共同で演出を手がける。キャンペーンは今週から始まり、2027年夏まで展開される予定だ。
ちなみに「アフラック」と「アフレック」の組み合わせは、20年以上ネタにされてきたもの。アフラックダックは2000年1月1日、テレビCM「Park Bench」でデビューした。「Aflac」という社名をアヒルの鳴き声のように繰り返すCMによって、当時まだ低かった米国でのブランド認知度を大きく押し上げた。ところが発音が「Affleck」によく似ているため、ちょうどスター俳優として知名度を高めていたアフレックも世間からイジられることになった。
2022年のWIREDのインタビューでは、この偶然について自ら説明。「ちょっと変わった、あまり響きの良くない名字」の自分が、ほぼ同じ名前の巨大保険会社と、その名前を大声で叫ぶアヒルのCMに遭遇してしまったと笑い交じりに嘆いていた。飛行機で酔った乗客から延々とアヒルの真似をされた経験まであるそうで、最後には「ありがとう、アフラック。僕の会社じゃないけど、割引くらいしてほしい」とジョークを飛ばしていた。
しかもアフラック側は、ずっと以前からアフレックをCMに出演させようとしていた。米The New Yorkerが2005年に報じたところでは、アフラックダックを生み出した広告会社は当時すでにアフレックへCM出演を打診したものの、実現には至らなかったという。同記事では、アフレックがテレビ番組で「どこへ行っても酔っ払った女性から“Aflac!”と叫ばれる」と冗談にしていたことも紹介されている。
つまり今回のキャンペーンは、約20年前におよぶネタの回収である。Artists Equityの広告部門共同社長ブランドン・ピアースも、「どうして今まで実現しなかったんだ?」と観客に思わせるような企画を目指したと説明している。
アフレックはこれまでも、日常風景溶け込み型のゲリラキャンペーンを行ったことがある。2023年にはマサチューセッツ州のダンキンで、実際にドライブスルーの店員として働く姿が目撃され、のちにCM撮影だったことが判明。その後もArtists Equityを通じ、ダンキンのスーパーボウル向け広告などを継続して手がけてきた。
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Source:Aflac, The Hollywood Reporter, TMZ, WIRED, The New Yorker




















