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『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』リアーナ新曲「Born Again」サプライズリリース ─ オリジナルスコアも配信開始

2022年11月11日(金)に日米同時公開され、早速全世界で大きな話題を集めるマーベル・スタジオ最新作『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のサウンドトラック『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー ミュージック・フロム・アンド・インスパイアード・バイ』の最後を締めくくるリアーナによる新曲「Born Again」と映画のオリジナル・スコアがサプライズ配信開始となった。

スコアとサウンドトラックを担当したのは数々の賞を受賞した作曲家ルドウィグ・ゴランソンスコアとサウンドトラックを担当したのは、エミー賞Ⓡ2回、グラミー賞Ⓡ2回、アカデミー賞Ⓡ1回の受賞歴を持つ作曲家ルドウィグ・ゴランソン。映画のストーリーに影響を与えたナイジェリアとメソアメリカの文化からインスピレーションを得たルドウィグ・ゴランソンは、3大陸5カ国にわたる6つのスタジオで、250人以上のミュージシャン、2つのオーケストラ、2つの合唱団、40人以上のボーカリストと協力して、レコーディングを行った。

ルドウィグ・ゴランソンは本作について次のようにコメント。「映画のスコアとサウンドトラックの両方を手がけたことは、これまでありませんでした。スコアリングとアーティストとのレコーディングという私の2つの世界が1つのフォーマットで絡み合うことができたのです。唯一無二のサウンド体験を作るために、ナイジェリアからメキシコまで、さまざまな土地や環境を訪れ、本作に携わるアーティストやミュージシャンにとって、できるだけリアルで真実味のある制作過程にする必要がありました」。

『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』で4度目のコラボとなるライアン・クーグラー監督とルドウィグ・ゴランソンは、革新的なサウンドスケープの制作に取り組んだ。「ライアンと私は常に、ソングスとスコアが手を取り合い、最初から最後まで1つの音楽的なステートメントを作り上げるような、真に没入感のある音楽体験を作りたいと考えてきました。家族、母性、喪失、悲しみ、遺産、再生、道徳といったテーマがあり、これら全てが音楽に反映されるようにしたかったのです。最終的には、祝福の物語になるのです」とルドウィグ・ゴランソンは語った。

また、登場人物のテーマについても次のようにコメントした。「この映画では、さまざまな視点があり、さらに幅広い感情を表現しています。それぞれの登場人物の動機となっているものが、とても魅力的でありながら複雑なので、まったく異なるサウンドの世界観やテーマが交差し、興味深く驚きのある方法で互いに影響し合う可能性が広がりました。時には、アビー・ロード(ロンドン)を拠点に活動する大規模な弦楽オーケストラが悲調を静かに演奏することもあれば、マヤの楽器や地響きのような音を奏でるシンセサイザー、ひそやかなささやき、メキシコの歌手・作曲家のVivir Quintanaが表現する音などを使い、登場人物が変容する中で特定のテーマを他のテーマに発展させることもありました。Vivir Quintanaに加えて、私は歌手のFoudequshと仕事をする機会にも恵まれました。彼女の声は、タロカンの繊細で美しい世界を表現しています。」

サプライズ・リリースとなったリアーナによる新曲「Born Again」は10月28日(金)に先行配信された「Lift Me Up」に続く、映画に提供された楽曲となっており、サウンドトラックを締めくくる20曲目に収録。「Born Again」は、リアーナの歌声の魅力を最大限に引き出したバラード曲で、彼女のヒット曲「Umbrella」も作詞したThe-Dreamがルドウィグ・ゴランソンと共に作詞に参加した。

「映画を見た人がこの物語と登場人物に親密さと深い感情を持って繋がれることが私の願いです。家に帰り、サウンドトラックとスコアを聴くことで映画の体験を追体験できることを楽しみにしています。」とルドウィグ・ゴランソンが語るように、映画を見た後に必聴して頂きたいサウンドトラックとスコアに仕上がっている。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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