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デイン・デハーン、 クリストファー・ノーラン新作『オッペンハイマー』に出演決定

Dane DeHaan Photo by Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Dane_DeHaan_(28439129592).jpg

『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)グリーンゴブリン/ハリー・オズボーン役などで知られるデイン・デハーンが、クリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー(原題:Oppenheimer)』に出演することがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。

『オッペンハイマー』で中心に描かれるのは、“原爆の父”と呼ばれたアリカの物理学者ロバート・オッペンハイマー。第二次世界大戦における原子爆弾の開発・製造計画「マンハッタン計画」を主導した人物として知られる。劇中ではオッペンハイマーの原爆開発から、のちに核兵器の国際管理の必要性を訴え、水素爆弾への抗議活動を行うに至るまでの変化が綴られるという。

現時点でデハーンが演じる役柄は伏せられている。これまでにデハーンは、『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』(2012)、『欲望のバージニア』(2012)、『デビルズ・ノット』(2013)などに出演。青春映画『ディーン、君がいた瞬間(とき)』(2015年)ではジェームズ・ディーン役を演じ、テレンス・マリック監督の『聖杯たちの騎士』(2015)、ゴア・ヴァービンスキー監督の『キュア ~禁断の隔離病棟~』(2017)などで鬼才ともタッグを組んでいる。

オッペンハイマー役で主演するのは、『ダークナイト』シリーズや『インセプション』(2010)など、ノーラン監督作品の常連として知られるキリアン・マーフィー。オッペンハイマーの妻キャサリン・“キティ”・オッペンハイマー役で、『クワイエット・プレイス』シリーズのエミリー・ブラント、アメリカ共産党のメンバーであり、オッペンハイマーが「マンハッタン計画」を主導していた時に断続的な不倫関係にあったとされるジーン・タトロック役で、『ブラック・ウィドウ』(2021)のフローレンス・ピュー、アメリカ原子力委員会の会長だったルイス・ストロース役で、『アイアンマン』シリーズのロバート・ダウニー・Jr.、「マンハッタン計画」を指揮したレズリー・グローヴス役で、『ボーン・アイデンティティー』シリーズのマット・デイモンが出演。演じる役柄の詳細は明かされていないが、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)のラミ・マレック、『パール・ハーバー』(2001)『キャッシュトラック』(2021)などで知られるジョシュ・ハートネットもキャストに名を連ねている。

ノンフィクション『オッペンハイマー「原爆の父」と呼ばれた男の栄光と悲劇(上・下巻)』(PHP研究所)を下敷きに、ノーラン監督自らが脚本も手掛け、製作メンバーには『TENET テネット』のチームが集結。撮影監督をホイテ・ヴァン・ホイテマ、編集をジェニファー・レイム、音楽をルドウィグ・ゴランソンが務める。

映画『オッペンハイマー(Oppenheimer)』は2023年7月21日に米国公開予定。

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Source:The Hollywood Reporter

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ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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