「驚いたような、驚いていないような」アンドリュー・ガーフィールドとグァダニーノ監督の新作からAmazonが撤退 ─ ChatGPT生みの親サム・アルトマン描く

『君の名前で僕を呼んで』(2017)『クィア/QUEER』(2024)のルカ・グァダニーノ監督による新作映画『Artificial(原題)』をめぐり、当初配給を予定していたAmazon MGM Studiosが公開から撤退した件について、主演のアンドリュー・ガーフィールドが口を開いた。米Varietyが報じている。
『Artificial』は、「人工知能(AI)の世界を舞台にしたコメディドラマ」と称される作品。2023年、AI企業OpenAIの取締役会がCEOのサム・アルトマンを解任し、わずか数日後に復帰させた騒動を中心に描く。ガーフィールドがアルトマン役を演じる。
グァダニーノ監督は、前作『アフター・ザ・ハント』でもAmazon MGM Studiosとタッグを組んでおり、同作にはガーフィールドも主要キャストのひとりとして出演していた。『Artificial』で早くも再タッグが実現したが、作品がほぼ完成した段階で、Amazon MGMは「別のスタジオから公開される方が、この作品のためになる」として配給を取りやめた。
Amazonは2026年2月、OpenAIとの戦略的提携と500億ドル規模の投資を発表していた。ただし、これと『Artificial』の配給撤退との因果関係は公式には示されていない。
ガーフィールドは本件について「驚いたような、驚いていないような感じです」と率直に語った。
「特定の場所にふさわしく、また別の場所には相応しくない、そういうものってあると思います。そして僕たちがこの作品を製作している間、Amazon MGMは常に協力的かつ心強い存在でした。ルカは彼らと非常に素晴らしい関係にありましたし、僕も彼らと素晴らしい関係を築くことができましたこの映画が本来あるべき居場所を見つけられるよう、彼らが手助けしてくれたことをありがたく感じています。」
その後、インディペンデント系配給会社のNEONが『Artificial』の世界配給権を取得した。本作の製作費は約4,000万ドルとされるが、NEONによる取得額は公表されていない。同社は2026年内に劇場公開し、アカデミー賞戦線にも送り出す方針だ。
NEONはこれまで、『パラサイト 半地下の家族』『落下の解剖学』『ANORA アノーラ』などを米国で配給。ガーフィールドも別のインタビューで、NEONを「大胆な映画を手がける大胆なスタジオ」と表現し、新たなパートナーシップへの期待を語っている。
また、ガーフィールドはアルトマン役を演じるにあたって、アルトマン本人には面会していないそう。「どうすればいいか分からないよ。彼の電話番号も、メールアドレスも分からないんです。でも、彼がそうしたいと思ってくれるなら、きっと僕に連絡できるはず。もし彼が話したいと言ってくれたら、とてもワクワクするし、話してみたいですね」と明かした。
ガーフィールドほか、『トップガン マーヴェリック』のモニカ・バルバロ、『ANORA アノーラ』のユーリー・ボリソフ、『ブリッジ・オブ・スパイ』のマーク・ライランス、『スーサイド・スクワッド』のアイク・バリンホルツ、『グランド・ブダペスト・ホテル』のジェイソン・シュワルツマン、『マダム・ウェブ』のゾーシャ・マメット、『ロングウォーク』のクーパー・ホフマン、『ひつじ探偵団』のクリス・オダウド、「モンスターズ: メネンデス兄弟の物語」のクーパー・コック、「アメリカン・ホラー・ストーリーズ」のビリー・ロードが脇を固める。
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Source:Variety






















