『ゴジラxコング』監督、『ゴジラVSデストロイア』が大好き ─ 「初めて見たときは涙が出ました」

モンスター・ヴァース最新作『ゴジラxコング 新たなる帝国』が、アメリカや中国をはじめとする世界各国でヒット中だ。ワーナー・ブラザース&レジェンダリー・ピクチャーズは次回作の計画を明かしていないが、さらなる新作映画が作られる気運も高まってきた。
前作『ゴジラvsコング』(2021)に続いて監督を務めたアダム・ウィンガードは、もしも続編が実現する場合、今度はゴジラにより焦点を当てる意向。米Discussing Filmのインタビューでは、東宝製作『ゴジラVSデストロイア』(1995)を敬愛していることを明かした。
「僕にとってゴジラ映画のベスト1は『ゴジラVSデストロイア』。なぜなら、『ゴジラ-1.0』(2023)と1954年のオリジナル版を除いて、これほど感情が高ぶるゴジラ映画はないと思うからです。」
『ゴジラ』シリーズの第22作として公開された『ゴジラVSデストロイア』は、平成『VS』シリーズの最終作。「ゴジラ死す」のキャッチコピー通り、核融合による温度の上昇によってゴジラが赤く発光、最後にはメルトダウンによる死を迎えるというストーリーだった。
ウィンガードも「ゴジラジュニアが死に、ゴジラも溶けて死んでしまうエンディングは、とても切なく美しい。初めて見たときは涙が出ました。伊福部昭の壮大なスコアも素晴らしかった」と語る。
また『ゴジラVSデストロイア』は、1984年製作『ゴジラ』からゴジラのスーツアクターを務めた薩摩剣八郎にとって最後のゴジラ映画でもある。ウィンガードは「スーツアクターがゴジラに命を吹き込むという点で、この映画にクオリティとスケールが匹敵するものはないと思う」とその仕事を称えた。
もっとも、いまやモンスター・ヴァースのみならず『シン・ゴジラ』(2016)や『ゴジラ-1.0』でもCGでゴジラを表現しており、おそらく今後もスーツアクターがゴジラを演じる時代に回帰することはなさそうだ。しかし、ウィンガードは「僕にとって大切なことは、もし続編を作れるのであれば、今度はゴジラに対して感情的に共鳴したいということ」と明言。自らが愛するゴジラ映画の精神を、映像面とは別のかたちで継承したいという意志を強調した。
映画『ゴジラxコング 新たなる帝国』は2024年4月26日(金)公開。
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Source: Discussing Film




























