【ネタバレ】「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」第9話、あのキャラの即位に対するアリセントの本心は?
この記事には、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」第9話『翠の評議会』のネタバレが含まれています。
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」第9話は、ヴィセーリス王(パディ・コンシダイン)が亡くなった翌日から始まる。死に際のヴィセーリスが征服王エイゴンの夢に言及したことから、アリセントは「息子エイゴンを世継ぎする」ことが王の願いだと思い込んだまま。この件を父オットー(リス・エヴァンス)に相談すると、もともと評議会はエイゴンを即位させようと画策していたことが判明。‟女王”ではなく‟王”を望む者たちは、すぐにでもエイゴンの戴冠式を行おうと始動する。
前回描かれた晩餐会では、アリセントがレイニラに「立派な女王になれる」と告げ、2人の間に和解の兆しが見られた。たった一晩で事態は変わってしまったが、正直なところアリセントはエイゴンの即位をどう考えているのだろうか?彼女の本心について、脚本家のヘスが次のように解説している。
「アリセントは誤解して、ヴィセーリスが『エイゴンに王になってほしい』と言うのを聞きました。それは彼が言ったことではなく、彼女がそう理解したことですが。その時のアリセントの考えは、『ああ、なんてことだ』です。彼女は純粋にそれ(エイゴンの即位)を諦める準備ができていました。『レイニラが女王になる。それでいい。 いつも怒っているのは疲れた。もうこれで終わり』と。なのにヴィセーリスにあんな話をされて、彼女はものすごく迷惑(原語:super annoyed)しています。」
ヘスの考えにはオリヴィア・クックも同意しており、アリセントが今もレイニラとの和解を望んでいるのは間違いなさそうだ。レイニラを支持するつもりだったのに、夫の最後の願い(誤解ではあるが)を叶えなくてはいけないというフラストレーションは、同エピソードで終始困惑したアリセントの姿からも伝わってくる。
10月24日配信のシーズン・フィナーレでは、今回不在だったレイニラ&デイモンの家族に焦点が当てられる。第9話でアリセントとオットーがとった行動は、一体どのような影響をもたらすのだろうか。
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Source:Hollywood Reporter