リドリー・スコット『ハウス・オブ・グッチ』公開決定＆特報映像 ─ レディー・ガガ主演、アダム・ドライバー＆ジャレッド・レトら豪華共演

リドリー・スコット監督、レディー・ガガ&アダム・ドライバー＆アル・パチーノ&ジャレッド・レトら豪華共演の新作映画『House of Gucci（原題）』が、『ハウス・オブ・グッチ』の邦題で、2022年1月14日（金）に日本公開されることが決定した。あわせて、特報映像も到着している。

1995年3月27日、多くの目撃者がいる中、ミラノの街に銃声が響き渡る。殺害されたのは、ファッションブランドのGUCCI創業者の孫にあたる3代目社長、マウリツィオ・グッチ。犯人が特定できない状況が続く中、その実行犯の黒幕が明かされる。それは妻のパトリツィア・レッジャーニだった。

サラ・ゲイ・フォーデンによる『ハウス・オブ・グッチ 上・下』を原作に、グッチ一族の確執とその中で起きた殺害事件が描かれる本作。一族の崩壊を招くパトリツィア・レッジャーニには、ミュージシャンとして唯一無二の存在であり続け、主演映画『アリー／スター誕生』（2018）で役者としての実力も世界に見せつけたレディー・ガガ。その夫マウリツィオ・グッチには、『スター・ウォーズ』シリーズや『マリッジ・ストーリー』（2019）などのアダム・ドライバー。さらにアル・パチーノ、ジェレミー・アイアンズ、ジャレット・レトなどハリウッドを代表する豪華俳優陣が勢揃いした。監督は『エイリアン』（1979）『ブレードランナー』（1982）『グラディエーター』（2000）のほか、新作映画『最後の決闘裁判』（2021年10月15日公開）も控える映画界の巨匠リドリー・スコットだ。

公開された特報映像は、派手な毛皮姿でさっそうと登場するパトリツィア・レッジャーニ（レディー・ガガ）のシーンからはじまる。「その名前は甘く響き、私を誘惑する」というナレーションとともに、グッチ店舗から出る女性を見つめる。「富の象徴であり、スタイルや権力、だが呪われた名前でもある」。グッチ家の御曹司、マウリツィオ（アダム・ドライバー）と出会い結婚を経て、グッチ家の一員として迎えられる。

一族の嫁として華やかな業界を謳歌するパトリツィアは、グッチ家での地位を徐々に高めていった。「グッチには新しい血が要る。“不要なもの”は捨てなければ」。金や家族、権力、裏切りがうごめく一族の栄枯盛衰が、煌びやかな映像と共に綴られていく。「特に道徳心は高くないけど、私はフェアな人間よ」。パトリツィアのリラックスした表情の裏に隠された一族最大の事件とは？

映画『ハウス・オブ・グッチ』は、2022年1月14日（金）公開。