『ソー：ラブ＆サンダー』ヴァルキリー登場の保険CMが米公開 ─ ビーチで休暇をのんびり満喫？

マーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）『ソー：ラブ＆サンダー』の公開が間近に迫る中、テッサ・トンプソン演じるヴァルキリーをフィーチャーした保険会社のCMが米公開された。

『マイティ・ソー バトルロイヤル』（2017）でデビューを飾ったヴァルキリーは、ソーやハルクたちと共闘してヴィランのヘラに立ち向かった。『ラブ＆サンダー』ではニュー・アスガルドの王の座に就いてカムバックする。

イギリスの保険会社Direct Lineが公開したCMは、初めてイギリスを訪問したヴァルキリーが記者会見を受けているシーンでスタート。その最中にトラブルを嗅ぎつけた新王が空飛ぶ愛馬に乗って現場に参上し、犯人らしき少年2人を捕えるも、スケードボードを店のウィンドウに突っ込ませただけで大した事件ではない様子。店主らしき女性が、「ただの事故だから大丈夫です。Direct Lineに入っているので。ですから、リラックスして休暇を取ってはどうですか？」とヴァルキリーに提案する展開に。

すると少年に、「今の季節はブライトンがいいですよ」とおススメされ、ヴァルキリーは都会の喧騒から逃れて穏やかなビーチサイドへ。映画と同じコスチューム姿のまま周りから浮きまくりつつも、ビーチチェアでのんびりとくつろぐヴァルキリー。「親愛なるアスガルドのみんなへ。事の成り行きで、“ミー・タイム（自分の時間）”を取ることになった。地元に馴染んでるけど、キングらしく食べてます」と、ナレーションでアスガルドの民に近況報告。イギリス名物であるフィッシュ・アンド・チップスの“キング”サイズを勢いよく頬張り、チップス用のお酢が入っているらしきボトルを空ける姿がなんとも豪快だ。

さらにヴァルキリーは、海辺にある小さな遊園地でメリーゴーランドに乗ったり、ゲームでソーの人形をゲットしたりして休暇を満喫。そしてCMは、「この地は保険会社に任せて去れそうだ」との言葉で終了している。どうやら、保険会社のおかげでトラブル対応せずに済んだヴァルキリーは、思いがけず自由な時間を楽しんだようだ。

だが、2022年7月8日に劇場降臨する『ソー：ラブ＆サンダー』でヴァルキリーは、このCMのようにリラックスして過ごせるのだろうか？本作では、“神殺し”の異名を持つ最恐ヴィラン、ゴア・ザ・ブッチャーの魔の手が忍び寄るが……。