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ジョナサン・メジャース、所属プロダクションから契約解除 ─ カーン役交代の可能性は

ジョナサン・メジャース Jonathan Majors
Fred Duval / SOPA Images/Sipa US/Newscom/Zeta Image

知人女性への暴行容疑が伝えられた俳優のジョナサン・メジャースが、所属していたタレントプロダクション「Entertainment 360」との契約を解除されたと伝えられた。米Deadlineは複数の情報源から事実確認を行ったという。

メジャースは2023年3月25日、知人女性に対する絞首、暴行、ハラスメントの容疑でニューヨーク市警に逮捕された。タクシー車内で女性と口論となり、携帯電話を奪われそうになったことに激昂したメジャースが暴行を加えたとされる。メジャースはすぐに釈放されており、後に被害にあったとされる女性は起訴を取り下げる旨を表明したと伝えられた。

メジャースは5月8日に出廷することになっているが、これを待たずしてEntertainment 360は同人との契約を解除。伝えられるところによると、3月末にはPR会社The Lede Companyもメジャースとの契約を解除していたという。また、ファッションブランドのValentinoは本年のメットガラにメジャースが参加しないことで合意したとも報じられた。

事件についてメジャース側の弁護士は、タクシー車内の防犯ビデオ映像や、運転手の目撃証言、被害にあったとされる女性が申立の棄却を訴える2種類の書面を入手したとしながら無罪を主張。一方でプロダクションへの所属を失い、メジャースにとっては危機的な状況が進行しているようにも見える。

メジャースはマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)で、今後複数年にわたる最重要キャラクターの1人「征服者カーン」役を演じている。一部では、マーベル・スタジオ側が同役交代を検討しているとの情報も飛び出していた。米芸能レポーターのジェフ・スナイダー氏は「スノーフォール」(2017-)ダムソン・イドリスが後任候補として目されていると伝えているが、Deadlineの調査によれば、マーベル・スタジオ内でメジャース降板に関する検討は現時点で一切行われていないという。

メジャースは『クリード 過去の逆襲』で対戦相手のボクサー役を熱演。日本では5月26日より公開となる。MCU作品「ロキ」シーズン2への出演も撮影済みであるほか、ディズニー傘下サーチライト・ピクチャーズでは、ボディビルダー役を演じる主演最新作『Magazine Dreams(原題)』が12月8日に米公開予定。

Source:Deadline

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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