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【ネタバレ解説】「マンダロリアン」シーズン3第6話にクリストファー・ロイドとジャック・ブラックが登場 ─ プリクエル要素も多数

マンダロリアン
©2023 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

この記事には、「マンダロリアン」シーズン3チャプター22(シーズン3第6話)『傭兵』のネタバレが含まれています。

「マンダロリアン」チャプター22(シーズン3第6話)『傭兵』解説

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スター・ウォーズドラマ「マンダロリアン」チャプター22(シーズン3第6話)『傭兵』では、ボ=カターンがリーダーであったナイト・アウルの元メンバーたちに会いに、ディン・ジャリンとボ=カターンが惑星プラジール15を訪問。直接会いに行こうとするも、彼らを傭兵として雇う惑星の統治者に止められ、面会を許す条件として町で暴れる不良ドロイドの退治を言い渡された。

2人は保安責任者のヘルゲイト長官に話を聞きに行き、ドロイドの停止を提案。しかし「ドロイドを止めると生活が成り立たない」という理由で市民が停止を拒んだという経緯を聞かされる。そこで、町の地下でドロイド職人として働くアグノートたちから情報を得て、荷物搬入所へと向かった。

搬入所では、多数のB2スーパー・バトル・ドロイドがコンテナを運んでいた。幼少期にB2ドロイドに殺されかけたことがあるディンは、恨みが残っているのか“捜査の一環”としてドロイドたちに蹴りを入れ始める。その中の1体が反撃して町中へと逃走。2人は追撃し確保に成功した。

目的は達成されたが、真相を探るため不良B2ドロイドが通っていたドロイド向けのバーを訪れる。そこで提供される潤滑油に含まれていたナノ・ドロイドが不良の原因だと判明。さらには、ナノ・ドロイドがヘルゲイト長官によって購入されたことが明らかとなる。

追い詰められた長官は、自らがドゥークー伯爵の信奉者であると語り、全ドロイドを暴走させると皆を脅したが、ボ=カターンが一瞬の隙に長官を気絶させ、事なきを得た。事件を解決したことで、2人はマンダロリアンたちとの面会許可と贈り物を受け、かわいさを気に入られたグローグーはナイト爵を授かる。

ついに対面する元リーダーのボ=カターンと、傭兵となった一味を率いるアックス・ウォーヴス。艦隊の所有権を手放さないアックスに対し、ボ=カターンは決闘を申し出た。2人はジェットパックやグラップリング・ライン等を駆使し、撃ち合いに殴り合いの激しい戦闘を繰り広げる。ついにアックスを降伏させ、ボ=カターンはリーダーの座を取り戻した。

だが、一味はダークセーバーを持たないボ=カターンに従うそぶりは見せない。そこでディンが口を開く。「俺を倒した敵を彼女が倒した」として、古来伝わる教義によってダークセーバーの正当な所有権がボ=カターンにあると主張。最終的には一味もその論理を認め、ついにダークセーバーがボ=カターンの手に戻ったのであった。

豪華なゲスト陣とプリクエルファンも満足の演出

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ゲスト出演者をおさらいしていこう。まずはプラジール15の統治者の2人。ボンバルディエ卿を演じたのは、『スクール・オブ・ロック』(2003)などで知られるコメディ系俳優のジャック・ブラック、公爵夫人を歌手のLizzoが演じた。さらにその後には、ヘルゲイト長官として『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのドク役でおなじみのクリストファー・ロイドが登場。

クリストファー・ロイドの出演はかねてより報道されていたが、ジャック・ブラックとLizzoについてはサプライズ登場。1話の中に多数のゲスト出演のあった豪華なエピソードとなった。

演出についても、プリクエル関連の要素も登場している。ボ=カターンが「クローン大戦」を言及したほか、再プログラムされたドロイドとして、B1バトル・ドロイド、B2スーパー・バトル・ドロイドが登場。プログラミング不良のドロイドが脱走して町中で大暴れするのは、アニメ「クローン・ウォーズ」(2008-2020)のシーズン7第5話『夢見るトレース』を思い起こさせる。

Writer

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Red 4

「クローン・ウォーズ」が心のふるさとなスター・ウォーズオタク。クスッと笑えたり、へーと思ってもらえるような記事を目指してライター修行中。

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