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『ミッション:インポッシブル』新作の崖からバイクで飛ぶスタント、8回ジャンプして着地の約6秒前にパラシュートを開傘したトム・クルーズ

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
©2022 PARAMOUNT PICTURES.

スーパースターのトム・クルーズは、映画の撮影で基本的にスタントマンを使わないことで有名だ。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(2018)で建物の間をジャンプするシーンにて右足首を骨折した逸話はよく知られている。そんな怖いもの知らずのトムが、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』のメイキング映像で大きな話題となったスタントに言及している。

その壮絶スタントシーンはトムがバイクに乗ったまま、目もくらむような高さの崖から決死のダイブでフリーフォールするというもの。米番組「Jimmy Kimmel Live!」にトムが出演した際、このスタントの撮影準備で、崖の近くを飛ぶヘリコプターからトムがスカイダイビングするメイキング映像が紹介された。これを見ながらトムが、「パラシュートが崖の方へ寄って行っているのが見えますよね。あれは危険なんです」と説明。「何回、あのシーンを撮影したんですか?」との司会者ジミー・キンメルの質問に「8回飛びました。ワイルドでしたよ」と答えたトムは、「観客を楽しませるためなら、使える全ての物、手にしているどんなツールでも使います」と、映画作りに対するアツい想いを語った。

さらにトムはバイクでフリーフォールする映像を見ながら、初めて崖からバイクで飛ぶ時にジャンプ・スロープが少し凍っていたと明かしている。ジャンプの時に身体と車体が完全に離れるよう、事故防止のために靴紐もテープで止め、バイクから手を放して飛び始めてから、地上へ着地する約6秒前にパラシュートを開いたという、人間離れしたスタントに挑んだようだ。「あなたのスタントダブルは、あなたが彼のスタントダブルだと思っているんじゃないですか」というキンメルのコメントに、トムは「僕にスタントダブルはいませんよ」と笑いながら答えた。

トムが再び観客のド肝を抜くようなスタントに果敢に挑む『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は、2023年7月14日に全国公開。

Source:@Jimmy Kimmel Live!

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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