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『ジュラシック・パーク』サム・ニール、癌が消える ─ 「こんなことが起こるなんて」「次の映画を撮れる」

WELLINGTON, NEW ZEALAND - December 14: 2022 Icon Whakamana Hiranga Awards December 14, 2022 Government House in Wellington, New Zealand. (Photo by Mark Tantrum/ http://marktantrum.com)

『ジュラシック・パーク』シリーズなどで知られる俳優サム・ニールが、ステージ3の血液がんを経て、現在は体内にがんが見つからない状態になったことを明かした。

オーストラリアのTVニュース番組「7News」出演時に、ニールは「私はある種のリンパ腫を患って約5年になります。化学療法を受けていました。ひどくつらいものでしたが、それが私を生かしてくれていたのです」と闘病生活を振り返った。「それから、抗がん剤が効かなくなってしまったんです。途方に暮れましたし、もうだめなのかもしれないと思いました。もちろん、望ましいことではありませんでした」。

ニールに残された選択肢は、患者の血液細胞を遺伝子操作するCAR-T(カーティー)細胞療法だった。CAR-T細胞療法は、患者のT細胞を取り出して遺伝子改変し、がん細胞を標的として攻撃できるようにしたうえで、再び体内に戻す免疫療法の一種。血液がんの一部で成果を上げている治療法で、ニールはこの臨床試験に参加したという。

番組では、別の血液がんである骨髄腫に対するCAR-T療法の取り組みも紹介された。血液内科医のマイルズ・プリンス教授は、細胞を“ターボチャージ”することで、これまで免疫系には認識されていなかった骨髄腫を認識し、攻撃して死滅させられるようになると説明している。従来の方法では完治が難しかった患者にとって、非常にとって画期的な治療法だ。

ニールは「先ほど検査を受けたところ、体内にがんは見つかりませんでした。これは本当に驚くべきことです」とコメント。「こんなことが起こるなんて非常に興奮しています」と喜びを伝えた。

ニールが血管免疫芽球性T細胞リンパ腫と診断されたのは2022年3月、当時は『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』のプロモーション中だった。その後、治療をスタートし、2023年3月には8ヶ月間にわたって寛解状態(症状や検査異常が消えた状態のこと)となり、俳優業復帰する旨を報告したが、2023年10月には抗がん剤の投与を続けていることを明かしていた。死ぬことは怖くないが、俳優業ではやりたいことがまだあるとも心境を率直に語っていた。

新たな治療法により、晴れてがんを克服したニールは「次の映画を撮る時期ですね」と今後の抱負を述べている。『ゴジラxコング 新たなる帝国』の続編映画には出演が決定しているが、このところはゆったりした出演ペースだったニール。レジェンド俳優の貫禄と年輪をスクリーンで堪能できる日を楽しみに待ちたい。

Source:7News

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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