ノーラン、『オデュッセイア』で「体力の限界に達した」ため次の映画には少なくとも3年かかる

多くの映画ファンにとって、クリストファー・ノーラン監督の最新作は数年に一度の期待イベントである。『オデュッセイア』の次なる新作を観られるのは、早くても2029年になりそうだ。本作の製作で、自身とスタッフの体力を限界まで使い果たしたという。
「原爆の父」を描き話題を集めた『オッペンハイマー』米公開が2023年7月。本作『オデュッセイア』は2026年7月の米公開なので、実に3年のスパンとなった。
米Todayのインタビューで、次の映画までも3年ほどかかるのかと尋ねられたノーランは「少なくとも」と回答。「自分自身の体力も、みんなの体力も限界に達したと思う」と続けながらも、「とはいえ、これは『オデュッセイア』です。当然、困難であるべきでしょう。『オデュッセイア』を映画にする仕事が難しく感じられないのなら、正しく作れていないということです」と、過酷な製作を振り返った。
もっとも、3年という間隔そのものは、近年のノーラン作品としては珍しくない。長編デビュー作『フォロウィング』(1998)以降、『インターステラー』(2014)までは、およそ2年周期で監督作を送り出していた。
ところが『インターステラー』以降は、『ダンケルク』(2017)、『TENET テネット』(2020)、『オッペンハイマー』(2023)、『オデュッセイア』(2026)と、きれいに3年ごとの公開が続いている。次回作が2029年に登場すれば、この3年周期がそのまま維持されることになる。
ただし今回は、ノーラン自身が「体力の限界」に言及した点が重要だ。『オデュッセイア』ほどの規模と過酷さを持つ作品を完成させた直後だけに、次の企画へ進むには、これまで以上の充電期間が必要なのかもしれない。
現時点で次回作の題材や企画内容は明らかになっていない。『オデュッセイア』は「ノーラン史上最高傑作」との呼び声高いが、果たして次回作ではどのような題材に挑むのか。少し気が早いとはいえ、2029年の再登場に期待しながら、まずは渾身の最新作を見届けたい。
ホメロスの叙事詩を原作とする『オデュッセイア』は、トロイア戦争を終えた英雄オデュッセウスが、故郷イタケーを目指す10年にわたる旅を描く神話的アクション大作。ノーランは、長年目標としてきた全編IMAXフィルムカメラ撮影を本作で実現した。
映画『オデュッセイア』は2026年9月11日、日本公開。
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Source:Today




























