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イーサン・ホーク&エマ・ワトソン主演『リグレッション』9月15日公開決定!『アザーズ』監督が贈る衝撃のサスペンス

© 2015 Mod Entertainment Mod Producciones Himenoptero Regresion Canada Inc Telefonia Studios Regression A.I.E

ニコール・キッドマン主演『アザーズ』(2001)のアレハンドロ・アメナーバル監督による8年ぶりの長編映画『Regression(原題)』が、このたび邦題『リグレッション』として2018年9月15日(土)より全国順次公開されることが決定した。

第63回サン・セバスチャン国際映画祭に正式出品された本作は、鬼才アメナーバル監督のもと、『マグニフィセント・セブン』(2016)や『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』(2017)など様々な作品に出演するイーサン・ホーク、そして「ハリー・ポッター」シリーズや実写版『美女と野獣』(2017)のエマ・ワトソンがコラボレーションを果たした注目のサスペンス作品だ。

リグレッション
© 2015 Mod Entertainment Mod Producciones Himenoptero Regresion Canada Inc Telefonia Studios Regression A.I.E

謎に包まれた少女暴行事件、真実は彼女の“記憶”の中

1980~90年代初頭、アメリカでは悪魔崇拝者による儀式が次々と告発され、多くの人々をパニックと疑惑の渦に巻き込む社会問題が生じた。本作『リグレッション』は、この実話に着想を得て制作されている。

1990年、アメリカ・ミネソタ。主人公のブルース・ケナー刑事(イーサン・ホーク)は、父親の虐待を告発した少女アンジェラ・グレイ(エマ・ワトソン)の事件を担当するが、父親も少女もどこか記憶が曖昧だった。しかし驚くべきことに、父親が記憶がないまま罪を認めたことから、ケナー刑事は著名な心理学者(デヴィッド・シューリス)の協力を仰ぐ。アンジェラの記憶をたどりながら事件の真実を追うケナー刑事は、この事件がただの家庭問題ではないことに気付き、町の各地で起こる事件との関連を疑いはじめた。やがて彼は、この町に秘められた巨大な闇に迫っていき……。

「恐怖が 謎を 深くする」というキャッチコピーの通り、謎をめぐって物語が二転三転するサスペンスとゴシックホラーの要素を兼ね備えた本作は、アメナーバル監督による傑作『アザーズ』を彷彿とさせる。監督のファンが日本公開を熱望した衝撃のサスペンス、その全貌を楽しみにしておこう。

映画『リグレッション』は2018年9月15日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

『リグレッション』公式サイト:http://regression.jp/

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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