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米ラッパーDMX死去、50歳

Photo by Mika-photography CC BY-SA 3.0

アメリカの人気ラッパー、DMX(本名:アール・シモンズ)が2021年4月9日、亡くなったことがわかった。DMXの家族が発表した。50歳だった。

DMXは2日、薬物過剰摂取で心臓発作を起こし、米ニューヨークのホワイト・プレーンズ病院に搬送され、重体と伝えられていた。

「アールは最後の瞬間まで戦士でした」と、DMXの家族は伝えている。「彼は心から家族を愛し、私たちも彼と過ごした時間を大切に思います。アールの音楽は世界中の無数のファンに刺激を与えてきました。彼のレガシーは永遠です」。

ホワイト・プレーンズ病院によると、DMXは心停止に苦しんだ後、最期は家族に看取られて安らかに眠ったという。

がなり声のような独特の発声や、犬の鳴き声を模したシャウトが特徴的なDMXは主に1990〜2000年代に活躍。「Party Up (Up In Here)」や「Where The Hood At?」などのヒット曲で知られる。俳優としても活動しており、2000年の『ロミオ・マスト・ダイ』ではジェット・リーと共演。続く『DENGEKI 電撃』(2001)ではスティーブン・セガールと共演した。『ブラック・ダイヤモンド』(2003)ではリーと再共演し、この主題歌「X Gon’ Give It to Ya」 は後に2016年のマーベル映画『デッドプール』でも挿入歌として起用され、再び話題を集めていた。

ご冥福をお祈りします。

Source:news12,Newsweek

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THE RIVER編集部THE RIVER

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