スパイダーマン役トム・ホランド、世代交代を示唆? ─ 「ダウニーにしてもらったことを僕もできるなら、夕日に向かって去ってもいい」

トム・ホランドが、スパイダーマン役の未来について語っている。ピーター・パーカーの物語を続けるだけでなく、いつか別のスパイダー・ヒーローへとバトンを渡すことにも前向きなようだ。
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』でピーター・パーカー/スパイダーマン役に復帰するホランドは、英Empireのインタビューで今後のスパイダーマン映画について言及。「次に続く誰か、それがマイルス・モラレスであれ、スパイダーグウェンであれ、スパイダーウーマンであれ、そういう次の章を準備する一員になれたらうれしいです」と世代交代を示唆するように語った。
ホランドは「それがどんな形になるのかはわかりません」としながらも、「もしダウニーにしてもらったことを僕もできるなら、夕日に向かってスイングしながら去ることにも、とても満足できると思います」と続けている。
ダウニーとは、もちろんマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)でトニー・スターク/アイアンマンを演じたロバート・ダウニー・Jr.のこと。ホランド版ピーターは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)でMCUに初登場し、『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)ではトニーとの師弟関係を通じて、ヒーローとしての第一歩を踏み出した。その後トニーは『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で退場し、以来ピーターは亡き師匠の面影を追いながら、唯一無二のヒーロー像を確立していく。ホランドは、自分がかつて導かれたように、今度は自分が次世代のスパイダー・ヒーローを導く立場になることを望んでいるようだ。
発言の中で特に気になるのは、マイルス・モラレス、スパイダーグウェン、スパイダーウーマンという具体的な名前が挙がっていることだろう。
マイルス・モラレスは、アニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)および『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(2023)で一躍人気を高めた、もうひとりのスパイダーマン。MCUでは『スパイダーマン:ホームカミング』に登場したアーロン・デイヴィスが「甥」の存在をほのめかしており、ファンの間では長らく実写登場が期待されてきたキャラクターでもある。
また、スパイダーグウェンことグウェン・ステイシーも『スパイダーバース』シリーズで広く知られる存在となった。『ブランド・ニュー・デイ』にはセイディー・シンクの出演が決定しており、演じる役柄は明らかにされていないことから、一部ではグウェン登場説もささやかれている。
さらに、スパイダーウーマンについても、過去にはソニー・ピクチャーズで単独映画企画が進行していると報じられたことがある。こちらもその後の具体的な進展は明らかになっていないが、スパイダーマン関連キャラクターの広がりを考えるうえで、ホランドの発言は興味深い。
ホランドはかつて、THE RIVERのインタビューで「80歳になってもスパイダーマンを演じたい」と語っていたこともある。あの頃のホランドは、ピーター・パーカーという役を生涯の相棒のように語っていた。そこから年月を経て、今度は「次の誰か」を見据えるようになったこと自体が、ホランド版スパイダーマンの歩みの長さを物語っている。
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)のラストで、ピーターは世界中の人々から自分の存在を忘れられ、ひとりでスパイダーマンとして生きていく道を選んだ。次回作『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は、その先にある新たな始まりを描く作品になるとみられる。2026年7月31日に日米同時公開予定だ。
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Source:Empire




























