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『スパイダーマン:スパイダーバース』続編、ピーター・B・パーカーが再登場 ─ 並行世界の中年スパイディ、ふたたび

スパイダーマン:スパイダーバース
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2018年製作『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編映画(タイトル未定)に、“中年のスパイダーマン”であるピーター・B・パーカーが再登場することがわかった。これは前作で声優を務めたジェイク・ジョンソンが認めたものだ。

The Movie Dweebにて、ジェイクは「出演契約の作業が進んでいます」と述べ、「ピーター・B・パーカーは戻ってくる、そう信じています」と語った。契約交渉が進んでいるにもかかわらず、「信じている」という言い回しを選んでいるのは、ジェイクが続編のストーリーについて何も聞かされていないからだろう。現時点では「何も知らないし、何も見ていない」というのである。

「ずいぶん長い間、僕には何ひとつ聞かされていないので、すごく寂しいですね。ピーター・B・パーカーを演じるのは本当に楽しかった。その後、ピーターにどんなことが起きたのか知りたいですよ。前作の彼の物語は、あらゆる可能性のある終わり方だったから。脚本家たちがどんなことを考えているのか、本当に楽しみです。」

ちなみにジェイクは、2020年8月にも「(その後の)ピーターがどうなったのかを観てみたい。MJとはヨリを戻せたのか、父親になったのか、今でもスーパーヒーローなのか」と話していた。その疑問の答えは、おそらく遠からず知ることになりそうだ。ピーター・B・パーカーが再登場するとなれば、グウェン・ステイシー/スパイダー・グウェン、ペニー・パーカー、スパイダーマン・ノワール、スパイダー・ハムの“その後”にも期待がかかる。

『スパイダーマン:スパイダーバース』は、マルチバースをキーワードに、マイルス・モラレスのもとに並行世界のスパイダーマンとスパイダーウーマンが集結する物語。第91回アカデミー賞で長編アニメーション映画賞に輝いた。続編の監督は『ソウルフル・ワールド』(2020)のケンプ・パワーズ、前作美術監督のジャスティン・K・トンプソン、「ヴォルトロン」(2016-)のホアキン・ドス・サントス。製作・脚本をフィル・ロード&クリス・ミラー、共同脚本を『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)のデイヴ・キャラハムが務める。製作総指揮には前作監督のピーター・ラムジーほか。

映画『スパイダーマン:スパイダーバース』続編(タイトル未定)は2022年10月7日に米国公開予定

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Source: The Movie Dweeb

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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