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『ザ・バットマン』新予告編が公開 ─ ブルース・ウェインの若き日をダークに描く、ロバート・パティンソン主演

https://www.youtube.com/watch?v=mqqft2x_Aa4

2022年春公開、DC映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』の新たな予告編が公開された。2021年10月17日、「DCファンドーム」にてお披露目となった。

公開された予告編は、リドラー/エドワード・ナッシュトンが警官たちに逮捕される場面から始まる。コーヒーカップに浮かび上がる「?」マークに続くのは、ワーナー・ブラザース&DCコミックスのロゴ、そして夜空を照らすバットライトだ。「恐怖は道具だ。あのシグナルが空に灯るのは、ただの信号じゃない。警告だ」。顔を白く塗った暴漢に襲いかかるバットマン/ブルース・ウェインは、取調室にいるリドラーが「ずっと会いたかったよ」と言えば、「何をした!」と激昂してガラスを殴る。「この街は火薬庫、リドラーはマッチ棒だ」とつぶやくブルース。

ブルースに対して、キャットウーマン/セリーナ・カイルは「私は自分を大切にできるから」と言い、執事アルフレッド・ペニーワースは「こんなことを続けたら、すぐに何もかも失ってしまいます」と忠告する。ブルースが「自分はどうなろうとかまわない」と言えば、セリーナの「それでは身を滅ぼすだけ」という声が聞こえてきた。ブルースは悪党たちや、ペンギン/オズワルド・コブルポットを暴力によってとことん追い詰めていく。

セリーナが「私たち、そんなに変わらない。あなたは誰?」と尋ねれば、ブルースの「俺は“復讐”だ」という言葉が響く。リドラーの「黒くて、青くて、あちこちで死んでるものなーんだ?」というなぞなぞ、街中で繰り広げられる格闘と暴力、銃を構えるジェームズ・ゴードン刑事、“地獄で会おう”の文字、そして爆発の中を逃げているペンギンをバットモービルで猛追し、天地逆転した車に迫っていくバットマンのシルエット……。

従来のバットマン映画よりもダークになった印象の強い本作は、監督・脚本を『クローバーフィールド/HAKAISHA』(2008)や『猿の惑星』3部作のマット・リーブスが担当。新たな解釈で、DC屈指のヒーローであるバットマンを再びスクリーンに甦らせる。

出演者には、新たなバットマン/ブルース・ウェイン役を『TENET テネット』(2020)ロバート・パティンソンが演じるほか、ペンギン役をコリン・ファレル、リドラー役をポール・ダノ、キャットウーマン役をゾーイ・クラヴィッツ、カーマイン・ファルコン役をジョン・タトゥーロ、そしてアルフレッド役をアンディ・サーキス、ジェームズ・ゴードン役をジェフリー・ライトが演じる。

なお、DCファンドームに先がけては、バットマンとリドラーをデザインしたポスタービジュアル2枚のほか、バットマンの後ろ姿やキャットウーマンの表情を捉えた場面写真がSNSにて公開されていた。

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映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は 2022年春劇場公開

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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