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『ザ・バットマン』US版ポスターが公開 ─ 嘘にまみれる街を見下ろすブルースとセリーナ、ふたりの出会いが世界にもたらすものとは?

THE BATMAN-ザ・バットマン
© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC

『ダークナイト』トリロジー以来、全世界が待ちわびたバットマンの単独映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』が、2022年3月11日(金)に封切られる。この度、壮大な物語を予感させるUS版アートが公開された。

THE BATMAN-ザ・バットマン
© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC
THE BATMAN-ザ・バットマン
© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC

2022年一番の話題作『THE BATMAN-ザ・バットマン-』はサスペンスの要素が色濃く、クリストファー・ノーラン監督作『ダークナイト』トリロジーや、『ジョーカー』(2019)を彷彿とさせるような世界観に包まれた、知能犯リドラーが社会に蔓延した嘘を暴いていく物語。最後の標的は若き日の青年ブルース。彼の嘘が暴かれ、狂気に変貌していく姿が描かれる。葛藤しながらも”バットマン”になろうとする様子がミステリアスかつエモーショナルに展開されていく。

注目のブルース・ウェイン役には、『ハリー・ポッター』『トワイライト』シリーズで一躍人気俳優の仲間入りし、日本でリピーター続出という社会現象を巻き起こした『TENET テネット』(2020)で主人公のバディ“ニール”を好演するなど、演技派俳優として再び注目を集めているロバート・パティンソン。未熟で、善と悪の間で揺らぐ人間味あふれる、見たことのないバットマンの姿に全世界が期待を寄せる。

悪を追うブルースが、なぜ”バットマン”として生きているのか、何のための戦いなのか。バットマンとして生きることを決意した彼の成長過程にフォーカスされた本作。このたび公開されたアートは、ブルースの顔がクローズアップされている。葛藤しながらも“バットマン”になろうとするブルースを表すこのビジュアルは、生身の人間を強調させる素顔と、真っすぐこちらを見据える瞳と狂気に染まりかねない本性を覆い隠すマスクが印象的で、内に秘められた頑なな強い意志を感じずにはいられない。素顔を隠し、スーツを身にまとうことで、ブルースはバットマンとして悪を打ち滅ぼすのだが、果たして、世界の希望になれるのか。それとも闇にとらわれるのか。

もう一方のアートには、ブルースにとって敵か味方か、その思惑を図りかねるセリーナ・カイル/キャットウーマンがブルースとともに並び立つ。キャットウーマンといえば、ネコのスーツとマスクを身に纏い、ゴッサム・シティの金持ちや悪徳者を狙う謎めいた人物。先ごろ公開された特別予告では、キャットウーマンがバットマンに「一緒に手を組まない?」と怪しく誘うシーンが登場したが、ふたりが夕陽に染まったゴッサム・シティを見下ろすビジュアルに今後の展開への期待が膨らむ。さらにマット・リーヴス監督は、本作でバットマンになろうとするブルース・ウェインを描く一方で、「これまで語られていなかったセリーナ・カイルの人生にも焦点をあてました」と語っており、セリーナの物語にも期待したい。

ふたりを照らす美しい夕陽をバックに捉えられたショットは、細部まで再現された壮大なゴッサム・シティのセットで実際に撮影されたもの。セリーナ役を演じたゾーイ・クラヴィッツは、「わたしとロバートは、太陽が沈む時間に屋根の上で撮影しました。そして実際にゴッサムの街を見下ろしながら、その街に差し込む光を感じることが出来たのです。素晴らしい体験でした」と撮影のこだわりとその時の様子を振り返る。

正義を掲げたはずのブルースの胸のうちに潜む怒り、欲望、リドラーが見抜いたブルースの「嘘」、世界の「嘘」、真実とは何なのか。腐敗と欺瞞、「嘘」にまみれたゴッサムシティに差し込む光。バットマンとキャットウーマン、ふたりの出会いはこの世界に何をもたらすのか。衝動に突き動かされ、振り回され追い込まれていくブルースの結末は?

DC映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は2022年3月11日(金)に全国公開。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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