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【ネタバレ】『トップガン マーヴェリック』マイルズ・テラーが「死ぬかと思った」撮影とは? ─「演技どころじゃなかった」

(C) 2022 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.

この記事には、『トップガン マーヴェリック』のネタバレが含まれています。

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マイルズ・テラー、死ぬかと思った撮影明かす

『トップガン マーヴェリック』では、常識破りな性格で組織から追いやられたパイロットのマーヴェリックが、今度は教官として、トップガンのパイロットたちを導いていく。この若く優秀な訓練生のひとりが、マイルズ・テラーふんするルースターだ。グースというマーヴェリックの亡き相棒の息子であり、その父親と同じく、パイロットとしての道を選んだ。マーヴェリックに対して強く反発しながらも、誰よりも空の過酷さを知る彼から、飛行の厳しさを指導されていく。そして、世界の危機を回避するべく、ルースターはコックピットの乗り込み、絶対不可能な極秘任務に挑む。

CGなしで撮影された本作は、全てが本物。テラーをはじめとする若手俳優たちは、“F-18に俳優が実際に搭乗して撮影する”という不可能を可能にするため、リアルのパイロットと違わぬ厳しい訓練を乗り越え、飛行中の想像を絶するほど過酷な“G”(重力加速度)環境をも克服した。実際の撮影では多くの俳優陣が嘔吐に苦しめられていたことが報告されているがLADbibleのインタビューにてテラーは「間違いなく死ぬかと思った瞬間がありました」と告白している。

「(戦闘機が)地面に向かって垂直に降下していくシークエンスで、“Max G Pull-up”というものを行うんです。 地面に着く直前に機体を引き上げるというものなんですが、これがパイロットにとっては本当に大変なことで。これまでずっと訓練してきたことではあるんですけど、そんな経験を実際に体験したのはこれが初めてだったので、完全に演技どころではありませんでした。地面を見たとき、これは自分にとっていい結果にはならないと思いましたよ。」

このシーンというのはおそらく劇中終盤、ルースターが戦闘機で敵地に入り、地面直前まで降下してからミサイルをはなち、そこから一直線で上昇していく飛行場面のことだと思われる。演技どころではないほどの恐怖に駆られたということだろう。

ちなみにトム・クルーズやモニカ・バルバロが唯一撮影で吐かなかったとされていたが、テラーもまた嘔吐を耐える方法を見つけていたようだ。「アドレナリンが大量に出て、健全な恐怖感が少しあれば、それを抑えられました。これは、僕の秘密のスキルなのかもしれませんね」。

『トップガン マーヴェリック』は公開中。

※記事内に一部誤りがございました。お詫びして訂正いたします。

Source:LADbible

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。