『トイ・ストーリー』実写化は無理?ウッディ&バズ役が困惑「ベッドはどれだけ大きくしなきゃいけないんだ」

ディズニーでは近年、『美女と野獣』『アラジン』『リトル・マーメイド』『リロ&スティッチ』など、アニメーション作品の実写化が相次いでいる。では、ピクサーを代表する『トイ・ストーリー』が実写化される可能性はあるのだろうか。どうやら、ウッディ役のトム・ハンクスとバズ・ライトイヤー役のティム・アレンは、かなり懐疑的なようだ。
ハンクスとアレンは『トイ・ストーリー5』にあわせたJake’s Takesのインタビューで、もしも『トイ・ストーリー』を実写化する場合、キャラクターの身体性や動きで何を楽しみにするかと尋ねられた。これにハンクスは「肘と手首だね」と返答。ウッディらしい動きを念頭に置いたものと思われるが、そこから話題は、そもそも実写でどう成立させるのかという疑問に移っていった。
アレンは、スピンオフ映画『バズ・ライトイヤー』(2022)に触れながら、バズを人間に近い姿で描く難しさを指摘。「あれは人間の姿みたいに見えたけど、うまく変換されなかった。スーツを脱いだら服を着ていて、バズには髪がある。どうやればいいのか分からない」と語った。
ハンクスも「アニマトロニクスになるのかな。分からない」と困惑気味。さらに「難問だね。できない、ということでいいんじゃないかな」と続け、実写化の成立には懐疑的な見方を示した。
『トイ・ストーリー』は、子どもが見ていない間におもちゃたちが動き出すという物語。もし実写化するなら、実物のおもちゃをアニマトロニクスで動かすのか、CGで描くのか、あるいは俳優がウッディやバズに扮するのかという問題が生じる。アレンは、ウッディを実写で表現するなら「ウッディみたいになって、イベントごとにカウボーイの格好をすることになる。そんな格好でどこに行くんだよ」と首を傾げる。
さらにハンクスは、実写でおもちゃ目線の世界を再現する場合、「ベッドはどれだけ大きくしなきゃいけないんだ」と笑いを誘った。人間の生活空間を、おもちゃのスケールから描く『トイ・ストーリー』ならではの問題だ。
『トイ・ストーリー』は、アニメーションだからこそ成立している作品だ。1995年に世界初の長編フルCGアニメーション映画として誕生した同作は、ピクサーの表現そのものと不可分のシリーズであり、ウッディやバズの動き、質感、そして声の演技によって“おもちゃの命”を描いてきた。実写化によってリアルさを増すことが、必ずしも作品の魅力につながるとは限らないだろう。
『トイ・ストーリー5』は2026年7月3日、公開予定。
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