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【大丈夫なの…?】『セッション』マイルズ・テラー、『ビニー/信じる男』で「どう見たってかなりヤバい」激痛トレーニングに挑戦

『セッション』で鬼コーチのスパルタ指導に耐えて耐えて耐え抜いたマイルズ・テラーが、今度はボクサー役で地獄のトレーニングに挑む! 瀕死の重傷から奇跡のカムバックを果たしたボクシング元世界チャンピオン、ビニー・パジェンサの実話を映画化した『ビニー/信じる男』が、2017年7月21日(金)に日本公開されることが決定した。

このたび公開に先がけて、本編映像の一部が公開された。交通事故で首を骨折する重傷を負ったビニー(マイルズ・テラー)が、ボクサー復帰を信じてリスクの高い手術を受け、頭部に脊椎固定装置“ハロ”を装着したままトレーニングに取り組むシーンだ。ところが“ハロ”はビニーの頭蓋骨に直接固定されており、触れるだけでも激痛が走るのである……。

https://youtu.be/h69Tsyo6ka4

『ビニー/信じる男』ストーリー

アメリカ、ロードアイランド州プロビデンス。自惚れ屋のビニー・パジェンサは、世界ジュニアミドル級のチャンピオンだ。ある日、交通事故で首を骨折し瀕死の重傷を負う。その痛々しい姿に、誰もがビニーの選手生命は絶たれたと思い周囲の人間たちは離れていく。だがビニーは諦めていなかった。彼は命を懸けトレーナーのケビンと共に、どん底から王座奪還をめざす。

マイルズ・テラー、再びの熱演

『ビニー/信じる男』最大の注目点は、なんといっても『セッション』で「大丈夫? ほんとに大丈夫?」と思わされるほどの熱演を見せたマイルズ・テラーの演技だろう。今回公開された映像と同様、映画の中盤でビニーは始終“ハロ”を装着している。撮影現場ではマイルズも“ハロ”を一日中付けていたというが、頭痛に耐えながらの演技は相当ハードだったようだ。『セッション』同様、本作でも自身を極限まで追い込む恐るべき熱量の演技を見せてくれることだろう。

ちなみにこのトレーニングは、ビニー・パジェンサ本人が「よくこんな状態でトレーニングしていたなと。頭蓋骨に穴を空けて、折れた首を体に付けた装具の先端にネジで固定しているけど、体に当たっちゃいけないんだ。どう見たって、かなりヤバイだろ」と振り返っているほど。他人事じゃないんだから……。

© BLEED FOR THIS, LLC
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本作『ビニー/信じる男』の原案・脚本・監督を務めるのは、ベン・アフレック主演『マネー・ゲーム』(2000年)のベン・ヤンガー。マット・デイモン&リーアム・ニーソンが主演する『アイル・オブ・マン(原題:Isle Of Man)』の撮影も控える俊英だ。製作総指揮を務めるのは巨匠マーティン・スコセッシ。またビニーを支える伝説のトレーナー、ケビン・ルーニー役には『ハドソン川の奇跡』『ダークナイト』のアーロン・エッカートがキャスティングされている。

映画『ビニー/信じる男』は2017年7月21日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー
公式サイト http://vinny-movie.com/
配給:ファントム・フィルム

(文:Takatoshi Inagaki)

© BLEED FOR THIS, LLC 2016

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THE RIVER編集部THE RIVER

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