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『X-MEN』サイクロップス役タイ・シェリダン「演じられて光栄でした」 ─ MCUでの再演可能性は

タイ・シェリダン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/47466362402/ Remixed by THE RIVER

『X-MEN: アポカリプス』(2016)『X-MEN: ダーク・フェニックス』(2019)でサイクロップス/スコット・サマーズ役を演じたタイ・シェリダンが、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)における再演の可能性を語った。ウォルト・ディズニーによる20世紀フォックス買収により、『X-MEN』シリーズはいずれMCUに合流する見込み。ただし、従来のキャストが続投するかどうかはわからない。

Comicbook.comの取材によると、現在のシェリダンはMCU版『X-MEN』の方向性が決まるのを楽しみにしているそう。「(出演者は)誰もキャラクターの権利を持っていませんからね」と述べ、自身の登板までサイクロップスを演じてきたジェームズ・マースデンへの敬意を語っているのだ。

ジェームズ・マースデンの後にスコット・サマーズ役を演じられてうれしかったし、光栄でした。僕は彼を尊敬しているし、(マースデンのサイクロップスは)本当にかっこよかったと思っているんです。とても良い方で、素晴らしい俳優ですよ。いまや多くの方が『X-MEN』シリーズの一部となっていて、それは役柄を演じてきた全員が同じだと思います。最高の役、素晴らしい方がいて、その後任を務められるのはありがたいことです。」

こう語るシェリダンは、サイクロップス役について「もちろん、今後も演じることにはオープンでありたい」と語りつつ、「(シリーズの)状況や関わっている人たち次第というところが大きいと思います」と冷静だ。続投であれ、キャストの交代であれ、シェリダンには受け入れる準備があるのだろう。一方、シェリダンは『X-MEN』シリーズの核が守られることにはこだわりを示している。

「X-MENはとても意義深いものを表現していると思います。つまり、社会から受け入れられなかった人たちの物語だということです。それが現在の文化や社会にきちんと響き合っているからこそ、誰もが『X-MEN』を大好きになるのだと僕は思います。かっこいい映画と、スーパーパワーを持ったクールなキャラクターたちだけれど、そこには深いテーマとメッセージがある。そこが面白いのだし、リスペクトしているところです。」

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Source: Comicbook.com

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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